真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

人の好みは千差万別…。他人の意見は気にしない。「ハングオバー!」(2009)「ハングオーバー‼史上最悪の二日酔い、国境を超える」(2011)「ハングオーバー!!!最後の反省会」(2013)

 やっと見終えたシリーズ物…。

ハングオーバー! [Blu-ray]

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 すべてはここから始まった!失った記憶を推理する100分の物語!

ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える [Blu-ray]

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 基本の物語構成は1と同じ102分の物語‼

ハングオーバー!!! 最後の反省会 [Blu-ray]

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もはや悪ノリ以外の何物でもないの100分の物語‼!

 

********** 

どうもこの作品、第一作目の評価が高くてその後シリーズを重ねるごとに評判が芳しくないようである。しかし個人的な評価はその真逆だった。

そう、シリーズを重ねるごとに凄く面白いと感じてしまった。

少なくとも私はそう感じた。

より下らなく、よりお下劣に、より過激に…。

残念ながらどうやら私はそういうものが好きなようだ…。

 

…ボンクラでごめんなさい。困ったもんである。

 

英米の文化でバーチェラパーティーと言う物があるらしい。

結婚前の同性で行う独身お別れパーティーというやつらしい。

本作はそのパーティーで羽目を外しすぎて記憶を失いえらい目にあうというのが基本コンセプトである。

1と2は全く同じ構成で3は若干違うが話の流れ自体や雰囲気は同じ感じであった。 

主要な登場人物は以下の5人である。

 

フィル(ブラッドリー・クーパー

◎既婚者。スチュとダグの親友。性格は軽いが常識人。基本、酷い目にあう。

スチュアート(エド・ヘルムズ)

◎2で結婚する。フィルとダグの親友。歯科医。真面目で常識人だが若干めんどくさい性格をしている。常に酷い目にあう。

アラン(ザック・ガルフィアナキス)

◎ダグの義弟。ダグのバーチェラパーティ―の際に混ぜてもらいグループに居つく。引きこもりの奇人にしてトラブルメーカー。基本、元凶の人

ダグ(ジャスティン・バーサ

◎1で結婚する。フィルとスチュの親友。基本、冒頭と結幕付近しか出番がない。空気な人。大抵、酷い目にあっている。

チャウ(ケン・チョン

◎アジア系のチンピラ。イかれているトラブルメーカー。2以降はアランの親友。

 

基本、アランに振り回されるフィル、スチュ、ダグのドタバタコメディである。

1は論理、倫理の常識のギリこっち側にあり、2は向こう側にあり、3は遥か向こう側にある感じだ。ゆえに1の評判や評価が高いのもうなずけるし、2・3の評価が低いのも納得できる。確かに1に比べて2・3はダークで笑えない場面も多いように感じる。

いかにボンクラな私といえど、さすがに2のスチュの義弟の指の件とかは「え、マジでその程度の問題なのか」と思わず突っ込みたくなるくらい常識をブチ抜けてる。非常に笑えない重要な問題も軽くスルーしていくそのスタイルはちょっとした恐怖を感じるほどである。本当にそれでいいのか。3に至っては動物も人間もちょっと命が軽すぎて引く。どん引く。ブラックジョークが過ぎるところが明らかに一般受けしなさそうだ。悪ノリしすぎだろとも思うのだが、私にとってはそこがツボであったらしく、2・3の方が1より面白く感じてしまった…。

 

 おおう。ボンクラですまん。

 

ぎゃふん! 

 

 

 

 

 

 

 

忘備録(本)

  買ったのも読んだのも忘れがち…。

 〇 最終巻。ギャグと人情噺。若干やり過ぎた感じもするが最終的には上手く畳んできますね。

 ◎いよいよ怪物が覚醒し、主人公が躍動し始める。主人公の経験値を考えたら負けなファンタジーサッカー漫画。それでも面白いから良いよ。常識を放棄して作者の掌の上で転がされればいい。漫画だし。

DAYS外伝(3)

DAYS外伝(3)

 

 ●スピンオフで作者以外の人が作画するのって若干テンションが下がるのは私だけなのだろうか…。それでも読んでしまうが…。

我らコンタクティ (アフタヌーンコミックス)

我らコンタクティ (アフタヌーンコミックス)

 

◎ これは凄く良い。いい意味で凄く漫画してる。ブレない男とブレまくる女が同調して夢を追い求める疾走感の心地よさ。漫画ならではの外連味が突き抜ける様は非常に熱いです。突き抜ける信念と狂気があれば人は幸せなのかもしれないと思わせる1冊。

エロは嫌いじゃないがそれだけだと引く。しかしエロエロ漫画。崩月が何なのかが分かるまでは読むだろう。

早乙女選手、ひたかくす(5) (ビッグコミックス)

早乙女選手、ひたかくす(5) (ビッグコミックス)

 

 〇ラブコメ。女性が強く健気。男は弱いが健気。健気な推しな漫画。

 ボードゲームmeet女子高生。なんか最近はボードゲームよりも恋愛に比重を置いている甘酸っぱい作品。

 〇男の裸推し漫画。食漫でもあるしギャグともいえる。やばいフリークス漫画でもある。因みに私が好きな要素はフリークス要素だったりする。

キリングバイツ10(ヒーローズコミックス)

キリングバイツ10(ヒーローズコミックス)

 

 〇 いつの間にかアニメ化されてた作品。超人トーナメント版テラフォーマー。格闘マンガ好きなのでついつい読んでしまう。

ヒナまつり 14 (HARTA COMIX)
 

 ◎今連載しているギャグマンガの中だと最高の作品なんではないか?やくざとサイキック女子高生とその仲間たちのブラックなギャグマンガ。かなりバイオレンスだがそこがいい。もっとやってくれ。

BLUE AND OTHER SHORT PIECE増補新装版

BLUE AND OTHER SHORT PIECE増補新装版

 

◎先日部屋を掃除していたら「あさってdance」を発掘。久しぶりに読み返してみたら内容があまり風化して無くて驚いた。今読んでも普通に面白く他の作品はどうだったかと思い購入してしまった。結論を言えば面白かった。そしてエロエロだった。いい意味でいえばブレが無く、悪い意味でいえば進歩がない。

 

分校の人たち1・2・3

 作者:山本直樹 

出版社/メーカー:太田出版

メディア:コミック 

◎前述の続き。最新作はどうかと言えばこれも面白く、よりエロエロだった。後書きでも作者が書いているがエロなし作品を長く連載していたのでその反動もあるのだろうがよりエロエロだ。そのせいでアマゾンで商品を扱ってない大人の事情爆発作品。若さゆえの無軌道な性衝動と暗く歪んだ歪な人間が沢山出てくる。そこらへんがちょっと文学的な乾いた気持ち悪さを醸し出すのだけど昔の作品と変わんねぇなと言う印象が非常に強い。そこらへんが鼻につくかつかないかで評価が分かれる。私は鼻につくけど面白い

 と感じてしまうタイプです。

無限の本棚 増殖版 (ちくま文庫)

無限の本棚 増殖版 (ちくま文庫)

 

 △収集癖がある人間としてはこの題名の本を買わずにはいられなかった…。

 △この作者の映像作品が好き。特に好きなのは「亀は意外と速く泳ぐ」。

パンク侍、斬られて候 (角川文庫)

パンク侍、斬られて候 (角川文庫)

 

 作者買い

再就職先は宇宙海賊 (ハヤカワ文庫JA)

再就職先は宇宙海賊 (ハヤカワ文庫JA)

 

 △「宇宙海賊」と言う言葉を聞くと手を出さずにはいられない…。

陰謀の日本中世史 (角川新書)

陰謀の日本中世史 (角川新書)

 

   △暇つぶしに…。

咲き定まりて 市川雷蔵を旅する

咲き定まりて 市川雷蔵を旅する

 

 ◎これ買うのに凄く迷った。だって結構な値段なんですよ。しかも活字少ないし。写真多めだし。でも一人「雷様祭り」開催中の身としては買わねばなるまいと思い購入してしまった。取り合えずパラ身程度しか読んでいないが…まずは積んでおこう。しかし、買って悔いはないのだ。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

趣味に生き、趣味に死す…。「ハセガワノブコの華麗なる日常」「ハセガワノブコの仁義なき戦い」「オタク帝国の逆襲」

オタク。それは一種の病気であると思う。しかも不治の…。

 

 

 

外資系オタク秘書 ハセガワノブコの仁義なき戦い (祥伝社文庫)

外資系オタク秘書 ハセガワノブコの仁義なき戦い (祥伝社文庫)

 

 

 

外資系秘書ノブコの オタク帝国の逆襲 (祥伝社文庫)

外資系秘書ノブコの オタク帝国の逆襲 (祥伝社文庫)

 

 祥伝社

私の中で祥伝社とは「魔界都市ブルース」の出版社である。

秋せつらサイコー。

特に深い意味はない。

 

何となく手にとって何となく気になってシリーズ通して読んだのだけど結構面白かった。

 

主人公ハセガワノブコは外資系銀行に勤めるアメリカ帰りの帰国子女。

カルフォルニアアーバイン校卒の高学歴高スッペクのヴィジュアル的にもイケてるバリバリの有能秘書が重度のオタクというギャップを楽しむコメディー小説である。

一方の話だけでは場が持たんという事なのかもしれないがこれが面白かった。

物語は会社パートとオタクライフパートの2部構成になっておりアクの強いキャラクター達が外連味あふれるドラマを見せてくれる。

主人公のノブコはげんしけんにおける斑目非モテ要素を排除して、それでいて恋愛脳が皆無のような完全無欠の完璧超人のようなオタクで凄く好感度が個人的に高かった。

サバサバしたオタクでイイね。

基本的にはいかにもありそうでなさそうなオタクあるある話と外資系に努める女性の生態的なもので構成されており楽しく読めました。

 

そこにリアルがあるかどうかは知らんが虚構の世界としては面白い。

肩ひじ張らずに楽しめていいんじゃないでしょうか。

 

しかし、気づいたらオタクだった…。

このフレーズは凄く共感するわ…。

 

 

*****

シリーズが続くのかどうかは不明。

でもここで終わっても問題はナッシング。

 

 

 

くるりのライブに行ってきた。

単純にそんだけの話。行ってきた。スゲェ良かった…。

 

その線は水平線(10,000枚生産限定盤)
 

 死ぬ前にもう一度生で見ときたい…。

いや、死ぬ予定はないんだけどいつ何時人生が終わってもおかしくないお年頃になってきたのでそんなこと思ってしまった。

大体が見たくても見れないのもある。ミッッシェルとかBOOMBOOMとかね…。

こっちが無事でもあっちが消えていくパターンも非常に多い昨今。

思い立ったが吉日。で、行ってきたんだけどこれが本当に良かった。

いや本当に。

 

基本出不精なんで億劫だったりするが行ってきましたZeep名古屋。

くるりライブツアー「線」

新旧入り交じりの20曲、約2時間。

 素直に素晴らしかったです。

 

*****

セットリスト

 

1 東京レレレのレ

2 東京

3 愛なき世界

4 飴色の部屋

5 ハイウェイ

6 ワンダーフォーゲル

7 Liberty & Gravity

8 東京オリンピック

9 スラヴ

10 春を待つ

11 忘れないように

12 ハイネケン

13 ばらの花

14 loveless

15 虹

16 ロックンロール
アンコール

17 ブレーメン

18 ニュース

19 琥珀色の街、上海蟹の朝

20 その線は水平線

 

******

 

「東京」「ハイウェイ」ワンダーフォーゲル「ばらの花」「ロックンロール」etc…。良かったよ。

過去曲を聞いて非常にノスタルジックな気持ちになった。

あんとき聞いてたとかいろんな過去が思い浮かんだよ。

 

個人的ハイライトトラックは「愛なき世界」。

これ凄く好きな曲でこれが生で聞けたのは良かった。

死ぬほど聞いてたんだけどやっぱ生は良い。

新しい曲だと「その線は水平線」が凄く良かった。

 

かれこれ8年ぶりぐらいにライブに足を運んだのだがやはりライブはイイね。

音を浴びるのは久しぶりだ。あのびりびりする感じ。音圧は最高だ。

 

しかし8年前最後に行ったのはashのジャパンツアーだったか…。遠い昔だ…。

 

機会があればまた行きたいもんだ。

エレカシとかも死ぬ前にもう一回見てみたい。

今はそんな気持ちです。

 

 

 

歯を抜いた…。

歯を抜いた。

 

親知らずが虫歯になり抜いた。

かみ合わせ的にも不要の歯なので別に問題ない。

無いはずなのだが…。

何となくブルーな気持ちになった。

 

そんな気分を吹き飛ばすべくリバプールマンUとのナショナルダービーを見た。

結果はリバプールの完敗。

モウリーニョの的確な戦術とルカクのフィジカルに完全のやられる様を見せつけられた。

終始ボールを支配したのはリバープルだったが試合はマンUが最後まで支配していた。

掌の上で踊らされた…。

私はリバプールファンだが完敗を認めざるおえない内容だった…。

さすがスペシャルワンといった所か。

 

ブルーである。

上がる要素の無い週末だった…。

 

Mourinho ジョゼ・モウリーニョ自伝

Mourinho ジョゼ・モウリーニョ自伝

 

 私はモウリーニョは嫌いじゃない。

その勝ちにこだわるスタイルは間違っちゃいないと思う。

アンチフットボールとか言われているがそれだってフットボール

色んなスタイルがあっていい。

ブレないモウリーニョは尊敬に値する。

でもこの自伝は写真多すぎで文章スカスカなので読む気にならない。

というかこれ自伝じゃなくて写真集だよね?

 

やっつけ仕事的なやつではなくもっと本格的な自伝を書いてくれ。

 

 

忘備録(本)

 

 ガンダム好きである。しかしもう11巻か…。NTが出てくると何か似たような話になりがちですな。やっとダリルが自己の欲望のアクセルを踏み始めた感があるダリル巻。

 

しいちゃん、あのね 2

しいちゃん、あのね 2

 

 今一番楽しみにしている作品だったりする。下世話と人情噺とエロのせめぎあいが絶妙だと思います。新キャラでは小俣先生が素敵です。因みに個人的に登場して嬉しいのはは被り物のバイトをしてるお姉ちゃんです。

 

 田中芳樹原作で今一番熱いマンガだと個人的に思う。特にこの巻から出てくるネパール・チベットの両将軍は相当魅力的。

 

S.Flight 内藤泰弘作品集 (ハルタコミックス)

S.Flight 内藤泰弘作品集 (ハルタコミックス)

 

 初期作品集。根底に流れるテーマつうか作家性的なものは今と変わらない。作者も書いているが進化してないつうかこの時点ですでに完成、確立されてる。絵柄もいってるほど変わってない。つたない感じもあるけれど丁寧に作ってある印象が強い。ファン的にはマストバイな感じです。

 

オリジナルビデオアニメ(OVA)80'S: テープがヘッドに絡む前に (MOBSPROOF EX)

オリジナルビデオアニメ(OVA)80'S: テープがヘッドに絡む前に (MOBSPROOF EX)

 

 割とオタクな人間なのでこの手のムック本好き。ほとんどの作品を知っているけど見たことはほとんどない。この当時見る暇はあったけど見る機会がなかった。今は機会はあるが見る暇がない。人生とは上手くいかんものです…。

 

SFが読みたい!2018年版

SFが読みたい!2018年版

 

 やー。買っちゃうよね、何となく。ここで紹介されている本をほとんど読んでいないな…。買ってはいるけども…読んでないな…。

自転車がパンクした…。

私は会社への通勤に自転車を利用している。

ゆえに人よりはその確率が高いのは分かるが…。

自転車がパンクした。

一体人生で何回自転車をパンクさせるのか?

ひょっとしたら人生で一度も自転車のパンクを体験しない人間もいる中、私は年一のペースでパンクさせている。

誕生日と同じペース。

何故なのか?

私にはよく分からん。

これは多いのではないか?

歳を重ねるのと同じペースでパンク…。

意外とこまめに空気入れたりしてるはずなのだが…。

何故なのか?

チューブも前回の時に新しい物に替えたはずなのだが…。

何故なのか?

整備不良のせいか?運が悪いのか?その両方か?

それとも自転車屋の策略か?

年一で起こるように仕組まれた完全なるテロなのか?

よく分からんが非常に多い気がする。

ついていない…。

いや、ある意味ついている。

憑いてるかも…。

 

結局徒歩で会社に向かう。

自転車ならば15分の所が、徒歩だと倍の30分。

倍の時間がかかる。

辛い。

自転車では何とも思わないが徒歩だと耳が寂しい。

残念ながら相棒は逝ってしまいもう居ない。

 

g029.hatenablog.com

 

出来れば専用の媒体で音楽を楽しみたい派である。

不本意ながら携帯で音楽を聴く。

その時一つ分かったことがある。

くるりのはワールズエンド・スーパーノヴァは自分の歩くペースにビッタリあってることが分かったときは少し嬉しかった。

それが唯一の本日の自転車のパンクに対する唯一の幸いな瞬間だった。

 

THE WORLD IS MINE

THE WORLD IS MINE

 

 

 

忘備録(本)

 

グラゼニ?東京ドーム編?(14) (モーニングコミックス)

グラゼニ?東京ドーム編?(14) (モーニングコミックス)

 

 当初はプロ野球選手としてボーダー上の選手たちの金にまつわる悲喜こもごもなお話だったのだがいつのまにか一流選手の金銭事情話になってしまった。ちょっとウェットすぎる話な気もするがそれはそれで面白い。個人的にはもっとドライな話の方が好みなのだが浪花節も嫌いではないのだ。

 

 相変わらずの世界観。独特ですね。「エアマスター」「81ダイバー」を経てまだこれを書けるのは正直凄いと思います。いい意味でも悪い意味でもあほすぎる突き抜けたも作風は素晴らしいと思います。

 

 少女魔法使いもの。と言っても本格ファンタジー。キーフリーの抱える闇がどんなものなのか、興味の焦点はそこである。

 

 

 9巻目でアムリッツァ…。一体何巻で完結するのだろう…。原作小説。アニメ。道原漫画を経ての感覚だとなかなかこの藤崎漫画に没入できない。もう9巻目なのに…つまらなくはないが何か違和感がある。

 

骸積みのボルテ (1) (バーズコミックス)

骸積みのボルテ (1) (バーズコミックス)

 

 ダークファンタジー。不死のリベンジャーのお話。ほぼ想像通りの作品だった。ただ作品の情報密度か薄く物語のつかみ的には如何なのかと思う。

 

スターシップ・イレヴン 上 (創元SF文庫)

スターシップ・イレヴン 上 (創元SF文庫)

 

 

スターシップ・イレヴン〈下〉 (創元SF文庫)

スターシップ・イレヴン〈下〉 (創元SF文庫)

 

積読本。しかし「歌う船」×「戦士志願」のスぺオペとか煽りを入れられたら手に取らざるおえない…。作者が女性とか言うのが共通項とか言うオチは勘弁してとか思いつつ面白い事を期待している。

「アンダーワールド ブラッド・ウォーズ」(2016)結局どうして争っているのか?

それを考えたら負けである。

 

 吸血鬼VS狼男。5度目の対戦.…。

シリーズ5作目。内容は無い。

相も変わらずの吸血鬼VS狼男の死闘が繰り広げられるのみの92分のお話である。

吸血鬼と狼男。闇の血族の覇権を賭けた死闘と言えば聞こえがいいが、この二種族の争う訳は何なのか。

過去作にはあった。

それは遺恨である。

ちょっとした愛憎劇があり、かつて隷属関係にあった二つの種族が袂を分かち血みどろの死闘を繰り広げる事となった1作目。

それらの因縁にけりをつけた2作目。

なんでそうなってしまったのかの過去編の3作目。

人間に存在がばれてしまいもう大変な4作目。

で本作5作目である。

正直な話、2作目で過去の因縁的な話はきっちり完結している。

当初の愛憎劇による戦争も当事者が死亡しており継続して争う確固たる理由であった大本営はもう居ないのである。

他にも火種となる事柄はあるものの、吸血鬼と狼男が全面戦争にいたるようなネタではなく、種族の滅亡を賭けてまでお互いに闘争する必要はないのだがなぜか延々と争っている。

生理的嫌悪だとかいろいろ考え方はあるもののその火元の当事者はもういないし、過去の遺恨はあるものの何処かで手打ちになるのが自然の流れなのだがそんな事には全然ならない。

何故なのか?

 

物語が続かないからである。

 

そんなわけでさしたる理由もなくガンガン闘争するよ。

まあ作中暗躍する吸血鬼や狼男にはそれなりの野望はある。

お日様にあったっても滅しない肉体が欲しいとか混血種の血清飲んで俺ツエーを証明したいとかである。

けれど不死身ではなくあっさりと滅せられる。

何と言う諸行無常

前回登場した人類はまるで忘却され登場もしない。

っていうか存在も匂わせない。

先祖返りのように吸血鬼VS狼男の闘争が繰り広げられる。

しかい、しかしそんな細かいことはどうでもいいのである。

吸血鬼に狼男。そしてハイブリッド。闇の眷属の闘争。

そんなワードだけで(*´Д`)ハァハァものなのである。

とどのつまり本作は孤高の吸血鬼、最強の女処刑人セリーンたん=ケイト・ベッキンセイルをどれだけにスタリッシュに魅力的に見せるかが全ての映画なのだ。

そして本作のセリーンたん=ケイト・ベッキンセイルは年を食ったものの相変わらずの別嬪さんであり、ちゃんと本シリーズの最低ノルマはこなしている。

 

しかし断言しよう!

もう充分!

色んな意味で!

 

いつでも終われるし、いつまででも続けられるこの作品…。

個人的には満足したけど、もうそろそろ完全に完結して欲しい。

しかし続きが製作されたら見ちゃうんだろうな…。

 

ぎゃふん!!!

 

 

 

 

 

 

忘備録(本)

相変わらず 漫画ばかり読んでいるよ…。

 

 今一番面白いサッカー漫画だと思う。試合描写、戦術、駆け引き、本当に上手い事作品に落とし込んでいる。しかも最新の物から古いものまで。そういうのって結構ニヤリとさせられていい。あ、これって知ってるて感じで。いつかの雨中のストイコビッチの件とかも懐かしくていいね。今最も続きが楽しみなサッカー漫画なのだ。燃えるなー。

 

 エロは好き。しかし人はエロだけでは生きていけない。エロに頼らないラブコメと言うのは貴重だ。「かぐや様は告らせたい」と並び、個人的にはラブコメの双璧。あちらは学園物でこちらは西部劇。モテたい一心の見栄っ張りエヴァンスの奮闘記。しかしエヴァンスがモテたい一心で頑張るのは滑稽で可笑しいのにオークレイがモテたい一心で頑張るのはいじらしく微笑ましい。上手い事出来ている勘違い話だ。

 

だがしかし 10 (少年サンデーコミックス)

だがしかし 10 (少年サンデーコミックス)

 

 ついに第十巻。アニメも二期がやっているそうなのだが、正直あまり興味がない。漫画原作のアニメってあまり食指がのびない。サヤ師とはじめさんが魅力的な作品。

 

 

乙嫁語り 10巻 (HARTA COMIX)
 

 スミスには幸せになって欲しい。それに尽きる。そしてスミスにはタラスを幸せにしてほしい。幸せな展開を切に願う。しかしこの展開は考えなかったなー。

 

 タイトルの通り、ついに自分を見つけてしっまた柊様。いよいよ次巻が最終巻。どう畳むのか、期待している。

 

空棺の烏 八咫烏シリーズ 4 (文春文庫)

空棺の烏 八咫烏シリーズ 4 (文春文庫)

 

 本屋に行くとたまに勝負がしたくなる。平台に積んである話題本を内容も考えず、感覚だけで買ってしまうのだ。面白いか面白くないかは読んでのお楽しみ。で勝負した結果スゲェ面白かった。積読本が多い中、思わず3巻目まで読んでしまい4巻をゲットしてしまった。物語自体は第1部が完結しているとの事。文庫はまだこの巻までしか出ていないらしい…。読み終えたら待たなくてはいけない…。読み終えたら辛い…。

忘備録(音楽)

最近よく聞いているもの

 

 オアシス直撃世代である。正直な話、3枚目のアルバムが出るまでオアシスは私の中ではスペシャルなバンドであった。あの3枚目が出るまでのワクワク感を超えるバンドはその後出てきていない。そんなわけでそれなりに思い入れがあるチンピラ兄弟の弟君のソロ名義1枚目。可もなく不可もないというのが正直な感想。どことなくオアシスっぽいクラシックな楽曲が並ぶ。新しさはない。ただその歌声はやっぱりいいなぁと思った1枚。一曲目が相当オアシス。

 

フー・ビルト・ザ・ムーン?(通常盤)

フー・ビルト・ザ・ムーン?(通常盤)

 

 オアシス直撃世代である。正直な話、3枚目のアルバムが出るまでオアシスは私の中ではスペシャルなバンドであった。あの3枚目が出るまでのワクワク感を超えるバンドはその後出てきていない。そんなわけでそれなりに思い入れがあるチンピラ兄弟の兄上のソロプロジェクトの3枚目。結構今までやらなかったような楽曲もありかなり幅が広くカラフルな印象。自由にやっている。オアシスの3枚目よりはイイ。個人的には4曲目がハイライトか。しかし、この楽曲を弟が歌ったらもっと最高なんではないだろうかと妄想してしまう1枚。歌は弟の方が上だと思うんだよ。歌だけは…。

 

MODE MOOD MODE (通常盤)

MODE MOOD MODE (通常盤)

 

 グランジ直撃世代である。ゆえにグランジ的なサウンドが凄く好きだったりする。しかし最近のバンドはグランジの音を独自解釈できちんと消化して楽曲にさりげなく落とし込んでいるですね。そんなところがお洒落だなぁと思います。消化せずにモロっていうのも嫌いじゃないけど上手い事消化しているバンドを見るとスゲェなと単純に感心してしまう。そんなんでユニソンの新譜ですがタイアップ曲が多いらしい。ですが血界戦線しか分からなかったりするけど問題はないくらいイイ!非常に良いアルバムだと思う。

 

サンライズ ロボットアニメ大鑑

サンライズ ロボットアニメ大鑑

 

 結構なオタクである。しかし正直、萌えと言うのがよく分からない。萌えよりも燃え。そんなオールドタイプなオタクだったりする。そんな私にとってこのアルバムは結構至高のアルバムだ。しかしガチなオタクではないため正直レイズナー以降は分からない。ライガーはプロレスのライガーの曲なのでわかるが…。名古屋テレビ夕方の番組が完全にストライクな事が再確認できるアルバム。富野由悠季高橋良輔の作品群が良いんだな。

  

 

オディレイ

オディレイ

 

 このアルバムが発売されたとき私はこのアルバムを夢中で聞いていた。そしていまでも結構夢中で聞いている。それくらい好きなアルバムである。1STのメロウ・ゴールドも相当好きなのだがこのセカンドこそが至高…と勝手に思っている。非常にポップで気持ちイイ。しかし今だにフロントラインに立ち続けているなんてこの当時は想像できなかたなぁ。本当に凄いなベック・ハンセン

「シング・ストリート 未来へのうた」(2017)面白かったんだけど、見終わった後で何かモヤモヤした…。

何故なのか…?

シング・ストリート 未来へのうた [Blu-ray]

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くそったれた現実を打破するためにもがく105分の物語

タイトルにも書いたのだが、何か見終わってからモヤモヤした。

面白かったんだけどモヤモヤした。何故なのか?

 

物語はステレオタイプでありがちなストリーである。

くそったれた現実に打ちのめされる高校生の主人公が、気になる女の子の気を引くために始めたバンド活動を通じて色々と成長していくお話である。

勇気をもって最初の一歩を踏み出し、自らの意志で物事を選択し未来を選ぶ。

要は子供から大人になる話なのだが、これが面白い。

劇中歌も良く好感が持てる。キュアー、いいよね。

しかし、見終わった後、何か引っかかってモヤモヤするのである。

何故か?

これは作中に登場する主人公の兄貴のせいであることに気が付いた。

主人公のミューズは気を引きたい女の子=ヒロインなのだが、主人公の導き手はヒロインではなく主人公の兄なのだ。

この兄貴がスゲェいいキャラなのである。

将来の為に家出を覚悟でドイツに渡る計画が母親にばれて失敗し説得され地元に大学に行くも中退、結局音楽フリークのニートをやっている男なのだが、やることなす事この兄貴がいちいち良いのだ。

主人公も兄貴を尊敬している風で何かあるたびに兄貴に相談する。

それに対し兄貴は悪態をつきながらもきっちり主人公に対して解答とその背中を押してやる本当に良い奴なのだ。

問題なのは良い奴過ぎて主人公よりも魅力的な所。

と言うかこっちがほんとは主人公じゃね?と思ってしまう所に問題がある。

最終的に主人公は勇気をもって未来を選ぶのだが、兄貴はそれを見て終わりって…。

違うだろー!

これはやはり、この兄貴が救われる話の方が見たかったんだよ。

本編の100倍ぐらいそっちの話が見たいよ。

主人公の対比としてのこの兄貴と言うのは分かるけどやるせなさすぎんよー!!!

誰かこの兄貴の後日談を描いてくれよー!!!

と叫びたくなるほど久しぶりにモヤモヤした。

やるせねーな。

ぎゃふん‼!

 

なので「スクールオブロック」のジャック・ブラックを兄のその後として脳内トリップして妄想している今日この頃…。

 

 

 

忘備録(本)

 電子書籍の購入を構想してから早3年…。

なのに、いまだに紙の本ばかり買っている…。

まぁ、好きだから良いんだけどねぇ…。

 

 

 物語もいよいよ佳境。次巻がラスト。VS武蔵が残るのみ。

 

 

 果たしてちゃんと完結するのだろうか…。作者が死ぬのが先か、読者が死ぬのが先か…。そこが問題だ。

 

 

積読本になるのは分かっているが… 買っちゃうよね。買ってしまいますよ、こんなの。あぁ、ウルフガイもハヤカワで復刊してんだよね。あのかっちょいい表紙のやつ。しかしもう読んじゃってるしなー。悩む所ではある…。しかし、欲しい…。

 

忘備録(DVD)「クレイジージャーニー Vol.5」

最近この番組凄く好きで、辛抱たまらず過去作のDVDに手を出だしてしまった。

クレイジージャーニー vol.5 [DVD]

クレイジージャーニー vol.5 [DVD]

 

1 「麻薬密造地帯アヘン王国潜入」

2「世界のカジノで戦うポーカープレイヤー」

3「奇怪遺産」×「刑務所廃墟&劇場の廃墟Inキューバ

4「ブラジルのスラム街ファベーラでギャング撮影 前編」

5「ブラジルのスラム街ファベーラでギャング撮影 後編」

6「千日回峰行&四無行を制した僧侶」

 

全6編で構成されているのだが、個人的に面白かったのは1.4.5.6の4編。

私は基本的に生と死の狭間のお話が好きなようである。

キレイごとや言い訳なしのギリギリのエッジの効いた話が面白い。

行き過ぎた興味や欲求は傍から見ると狂気そのものという事を再確認させてくれる。

 

過去作を見るかどうか悩み中…。

 

「しいちゃん、あのね」の最新話(2/9発売)「大人は分かってくれない」が素晴らしかった話。

タイトルが全てである。

 

漫画ゴラク 2018年 2/23 号 [雑誌]

漫画ゴラク 2018年 2/23 号 [雑誌]

 

「しいちゃん、あのね」が面白い。面白すぎる。

完全にツボでありハマって椅子…もといハマっている。

好きすぎて週刊漫画ゴラクを読むようになってしまった。

それくらい好きなのである。

最新話がまた素晴らしい出来で凄く良かった。

タイトルは「大人は分かってくれない」。

これがトサカにくるほど、ブチ、凄く、分かる‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼話だった。

簡単に言うと泣き叫ぶ幼児の魂の咆哮「笑うな―――――――――‼‼‼‼‼‼」についての話であり、それにまつわる周囲の反応に対する葛藤や考察の話である。

これがほんとに素晴らしい。

一文は一見に如かず。実際の話、現物に目を通してほしい。

「大人は」を「他人は」に替えても通じる秀逸なお話で、大人になっても、むしろ大人こそ、凄く、良く分かる‼‼‼‼‼‼‼話だったりする。

後、泣き叫ぶ赤ん坊や幼児に対する周囲の反応が温かくていい。

どうも昨今は殺伐とし過ぎているが、これぐらいの余裕が社会には欲しいものである。

本当に秀逸なお話で面白い。

あと単純にしいちゃんが可愛い。

今月2巻が出るそうなので凄く楽しみである。

 

それを生きがいに生きていこう。