真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

叱るのって難しい。

正確には人を叱ることは、難かしい。

人間、歳をとってくると望むと望まらずとも、人を指導するような立場になったりしますが…。

私も望んではいなかったけれども、そちら側に足を踏み入れざるをえない状況になり現在に至るのだが、これがどうしてなかなか辛い。

人にものを教える際、どうしても人を叱るような場面が訪れるのですが、これがどうにも苦手なのである。

大体が、人を叱れるような立場なのか私は、と思ってしまうのだ。

…いや立場なんですけどね。

性分なので仕方がない。

ようは自分みたいな、人間としても社会人としても未熟なダメ人間が、人を指導できるような立場なのかと思ってしまうわけですよ。

何様だ!と。

実際、私自身も過去指導してきた人たちにそう思ってきたしね。

何様だ!と。

そう思うと、叱れないわけですよ。

怒りが無い訳ではないんですがね。

故に問題になるのです。

実際叱ったり、説教もするのですが何とも言えない気分になります。

私は人に怒りをぶつけているだけではないかと疑問に思うわけです。

そこに、人への教えはあるのか?と…。

結果、凄まじい自己嫌悪に襲われます。

私は何様だ!と…。

そんな時、必ずあの人の言葉が頭に浮かびます。

 

 

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名言です…。

でも、それを実行できる人になりたくない…。

…傍若無人。

そう出来たら、楽なんだろうなぁ…。

憧れはあるんですが、そうはなるまいと思う自分もいる。

向き不向きもあるしね…。

ぎゃふん!。