映画「僕たちの奉仕活動」感想
コメディが好き!
ろくでなしが好き!
ポール・ラッドが好き!
と言うわけで感想です。
が…この邦題どうにかなりませんかね?
何なんですかね。
特にコメディ。
凄まじく酷い。酷すぎます…。
もう原題で行けばいいんじゃないかと思うのですが、どうしても邦題に変えなければいけない理由でもあるのかな?
知らんけど。
原題は「ROLE MODELS」…邦題よりは良い気がしますがね。
栄養ドリンクの実演販売をしている主人公ダニー(ポール・ラッド)がうだつの上がらない人生に終止符を打つべく、同棲している恋人にプロポーズするも玉砕。
自暴自棄気味になった主ダニーは仕事中、社用車の駐禁をめぐって警察相手に逆切れ。
居合わせた仕事の同僚ホイーラーとともに禁固刑になるところを児童施設のボランティアとして、子供の相手を150時間務める社会奉仕活動で免除されることになった。
しかし彼らの担当する子供たちは問題児だった…。
果たしてダニーたちは…。
と言うような内容です。
まあ、ありがちなストーリーなんですが、情けない大人をポール・ラッドが好演しています。
何と言うか、こういう役がホントにはまりますよね。ポール・ラッド。
この作品では嫌味かつひがみなネガティブなダメな大人を演じています。
相棒のホイーラーがアーパー系ポジティブ人間なのでその対比が凄いです
うーわ。
怖いぐらいダニーに共感する。
何と言うか、ダメな自分が共感する要素満載で、胸が痛くなります。
まあでも現実はもっと酷いんだけどね…。
作中面白かったのはKISSの件。
音楽蘊蓄とかそういう小ネタが素敵です。
後はレアーとかいう中世スポーツチャンバラはちょっと面白いなと思いました。
うーん。
D&Dをリアルにやるっていう発想はちょっと怖い。と言うかうらまやしい…。
全体的に想定範囲内の面白さと言うか、想像は1ミリも越えなかったけど、それでも面白かった。
やはりろくでなし達が成長する物語と言うのは、定番とはいえ胸を打つものがあります。
ポール・ラッド。素敵です。
アントマン、楽しみだな…。
ぎゃふん!
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