真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

想像力と意識の話『ジャイアントキリング39』

漫画『ジャイアントキリング39』感想

継続して面白かったのでちょっと記しておく。

ジャイアントキリング39巻、ついに窪田、椿がA代表デビューを果たす。

舞台は東京、相手はウルグアイ、1点ビハインドでの後半頭からの投入。

燃える展開。

結果はまあ読んでのお楽しみなのだが、この巻で一番印象に残ったのは、二人を試合に投入する前に、監督であるブランが二人にかけた台詞だった。

 

分かるかい?今こうしてゲームをしている場所は東京だけどピッチの中は世界なんだ さぁ世界に飛び込んで君たちの運命を切り開いてこよう

 

これって実は相当怖い台詞だと思う。

ようは想像力と意識の問題。

一つの試合が直接世界と自分との関係に直結する。

そこでやれるかやれないかが、世界と自分の力量関係だとさと諭す台詞…。

そこに挑戦して来い!と発破をかけるブラン監督の台詞なんですが、これって逆に考えると…。

そこで通用しなけりゃ、お前ダメじゃん!ていうことなわけで…。

まあ、厳しーけどそれが勝負事と言うものな分けで…。

 

地味にきっつーぃ、お言葉。

 

さらっと、軽く、軽い興奮を感じさせる台詞なんだが…

 

何気に重い!俺なら無理っす…。(◎_◎;)

 

って、まあでも、そこでビクつく様な輩では、まるでダメ男くんなわけで。

まるでダメ男くんだと、漫画が成立しないわけで。

…それはそれで面白いかもしれないのだが、別の漫画になってしまうわけで…。

 

本作に関して言えば、そこに雄々しく飛び込んでいく2人の姿に軽い興奮を覚え、その活躍に興奮するのだ。

 

しかし、親善試合でウルグアイかぁ~。

漫画とは言え、うらまやしい。

しかも、バリバリのレギュラー面子で来日とか。

…現実には、まあ難しいシチュエーションのような気がする。
現役バリバリの各国のビッククラブのレギューラーを多く擁するウルグアイ
もし現実世界に置き換えるなら、スアレスカバーニ…あとゴディンとかか…。


よほどのことが無い限り現実世界では、

 

まあ来ませんね!(。-`ω-)チーン

 

ぎゃふん!

 

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GIANT KILLING(39) (モーニング KC)

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