読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

完走したんで簡素な感想。『真田丸』(2016)

        

今頃かよ…我ながら今更感が凄まじい。終わってから2か月たって、ようやく見終えた。リアタイ視聴できない性質になってしまった…。とほほ…。

 

全然旬な話ではないが、ともかく初めて大河ドラマを完走した。見切った、我ながら凄い。…故に感想を書く。

 

これまでもいくつか大河ドラマは見ているんだけど完走したことはなかった。最初だけで挫折したり、中間の面白そうなとこだけ見たり、終盤の怒涛のラスト付近だけを見たりと言った典型的なありがたくない視聴者だったわけだが、今回は完走した。

これはひとえに真田幸村と言う題材のおかげだと思う。戦国最後の仇花、真田幸村。凄く良い。幼少のころから2番目に好きな歴史上の人物と言うのが一番の要因だと思う。因みに全く関係ないが1番好きなのは日本武尊だったりする。幼年期に読んだ漫画だの小説だのの影響で思い入れがあるのだが、結局そういうのが一番デカいモチベになったりする。

脚本家の三谷幸喜さんの書いた前回の『新選組!』は頭とケツを少し見たくらいなので、それ目当てで見たのではない。というか三谷さんは年々、面白くなくなってるという印象が強い。本作も正直諸手を挙げて称賛するというわけでもない。正直序盤はきつかった。慣れるまで、麻痺するまでは本当にきつかったんだけど、慣れって怖いもので、中盤からは結構スムーズに見れた。軽い、上滑りする独特の寒い笑いも普通に受け入れれる自分がいて驚いた。

正直な話、第一次上田城攻防戦の想像以上の合戦シーンのショボさ加減に見るのやめようかと思ったのだけど、あの時やめないで本当に良かった。中盤以降の、あえて合戦とかのアクションを全部端折って群像会話劇に仕立てたあたりが非常に良く、話の情報量を減らさず円滑かつ高速に物語を進行させるやり方には感心したし好感を持った。物語自体の筋の良し悪しは別に、物語の構成は秀逸だった。個人的にはツボだった。

で、終盤戦の話なのだが、これまた中盤以降の流れに乗っていてテンポが良く面白かった。話の筋自体はもはや分かり切っているのだが、判り切った上でも面白かった。これは、最初っから最後まで知ってる漫才や落語を何回も見たり聞いても面白く思う感覚に近いかもしれない。要はやり方や見せ方の問題なのだが、そこが良かった。

出てくる登場人物たちも、非常に分かりやすい個性を誇張しているところが若干鼻につく感もあったが、それでも良しと思えるほど魅力的だった。木村重成とか後藤又兵衛とか塙団右衛門とか毛利勝永とかが結構フューチャーされてて個人的にはうれしかった。講談とかの世界観、いいよね。しかし男闘呼組の人は相変わらず男前ですな。凄くカッコいい。というかこの人が幸村でもいいくらいカッコいい。あと一世風靡が浪人五人衆の二席を占めて居るのに時の流れを凄く感じた。

幸村役の堺雅人さんですが個人的ににやけてる顔のイメージが強い印象を持っている。引きつった笑い顔。そんな印象。別段そんなに好きでも嫌いでもない俳優さんなのだが、映画の「ゴールデンスランバー」とかの印象が強く、自分の中では何となく情けない、うだつの上がらない役の人という印象だった。

序盤から中盤はまさにそんな感じで、彼演じる信繁は、自由人な親父に、色んな意味で狂ってる太閤に、想像を絶する堅物石田治部に翻弄される。頼りにはなるんだけどどことなく抜けている情けない感じの青年だった。が、終盤ではそういった感じを残しつつも戦国最後の仇花らしい威厳のようなものも演じ、「ああ。こうゆうのが見たかったんだよ」と思えるような幸村を演じきっていた。素晴らしい…見事だと思ったのだが、よく考えるとこの人倍返しの人だったんだな。そっちは見てないので何とも言えないんだけど、幅の広い演技のできる優秀な役者さんなんだな。多分。

 

想像よりもいい終わりだった。良い終わりだったように感じた。満足した。

 

終わった。とにもかくにも見終わった…。ただ…長かったよ。50話は長い…。

終盤は適切な話の分量だったように感じたが序盤、中盤…。

 

面白かったけどね…ぎゃふん!

 

 

g029.hatenablog.com

 序盤はもう少しコンパクトにできたのでは…。

 

g029.hatenablog.com

 中盤は端折り過ぎたのでは…。

 

 

 

 

 

 

 

BD欲しい…ような気がする・・・・。ヤバい…。