真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

「聖者は夜やってくる」全4巻 懐かしさで手に取ったが…。

 凄く懐かしい…神崎正臣作品。最初に作者の作品を知ったのは「アシュギーネ」だったような気がする。MSX…。ある一定の年代の人間にとっては結構デカい存在で知られているような気がするパナソニックMSXマスコットキャラクターの漫画で作者の存在を初めて知った。

 

作者の初期作品が結構好きで「万川集海」とか「ガンクライシス」とか読んでたような気がする。中でも今は無き少年キャプテンで連載されていた「KAZE」が凄く好きだった。で、それを読んだのが最後の記憶だったりする。キャプテンの廃刊とともに打ち切りになったのだが、風の便りで完結した旨を知った。残念ながらそれは読んでいない。その頃、この作者の作品は私の興味の対象ではなくなり全くアウトオブ眼中だったのだ.。しかし最近ノスタルジックな気分にもっていかれて作者の本を何でもいいから読みたくなり、本作に手を出してしまった…。

 

物語は悪霊物。オカルトホラー×アクションバイオレンス×エロ…あと中2病爆発みたいな感じの物語…。高校生の時に突如、悪霊に直接攻撃を与えるor与えられる能力に目覚めてしまった主人公、藺織零(イオリレイ)。その特異体質の代償として彼は家族や恋人の命を悪霊に奪われてしまう。その復讐として彼は悪霊退治する孤高の道を歩むことになる。しかし新人刑事である御子崎彩(ミコサキアヤ)との出会いによって凍てついた心に変化が見え始める…みたいなお話。

 

主人公はツンデレ。ヒロインは天然慈愛系。出てくる、むせ返るほどの中二病フレーズ&ネーミング。山田風太郎を始祖とする系譜の作品なのは間違いない。作風的に好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思う。個人的にはその手の作品を偏愛する性質の人間なので嫌いではないがちょっとくど過ぎる気もする。しかし、こんな感じだ。この作者のテイストはまさにこんな感じ。いい意味でも悪い意味でも芯がブレてないね。 面白いか面白くないかは別として凄く懐かしかった。個人的には作者の作風の懐かしさに大満足だったりする。歳かな。

 

全然関係ない話ですがこの作者、本業とは違う所でちょっと話題になってたんですな。今回ちょっとググって初めて知った。全く知らんかった…。どーでもいい話だが…。

 

ぎゃふん!

 

 

 

 ハードボイルド・ラブストーリーらしいです。なんじゃそりゃて感じですが、この作者の作品は私が読んだものは全てそれがデフォルトだったような気がする…。