真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

「日ポン語ラップの美ー子ちゃん」主人公の原理主義サイコ感が凄い。

なんか凄く面白かった。

 

ラップと言う物が正直よく分かりません。日本語ラップと言うのもよく分かりません。

しかし分からないと言っても全く興味がないとか聞かないわけでもない。

ライムスターとかスチャダラパーとかは初期の作品を結構聞いていた。

何が良いのか分からないが何かぐっとくる瞬間があり、それを感じるために聞いていたような気がする。多分、ネタ的面白さだったり、共感だったりの感情のほとばしりみたいなもんだと思うのですが。

そういえばブルーハーブとかブッダランドとかも結構聞いたな。

悪くないと思えたし、いまだに良いなと思う。

 

が、その後ヒットを炸裂した他のグループにはさほど興味が湧かなかった。

 

ラップについてその程度の興味しかなく、最近の日本語ラップの情勢はさっぱりな人間ですが本作は凄く面白かったです。

今更聞けないラップ関係のスラングだとかもよく分り興味深く楽しめました。

 

某日ペンのPRキャラを主人公に日本語ラップの紹介漫画…古風な少女漫画の絵柄で日本語ラップの紹介漫画と言う、シュールでそれ自体が面白いのだが内容も凄く面白かったです。

何よりも主人公のラップ原理主義的なサイコ感満載な突き抜け方が気持ちいいですな。

「ラップが今日本でもっともまともな音楽よ」とか。

言いきり感が潔く、凄まじく気持ちよい。ディスり具合にブレが無い所が素敵です。

全篇そんな感じで最高でした。

 

しかし最近はMCバトルとかが流行っているのか…全然知らなかった。

 

ぎゃふん。

 

 

 このキャラを使った時点で勝利している作品のような気がする。