真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

「フットルース」(1984)踊る!ケヴィン・ベーコン!!!

何が好きって、ケヴィン・ベーコンが凄く好き。

 

牧歌的なパンクな物語である。行き過ぎた保守は怖えしアホすぎるって話でもある。保守的な田舎の街に引っ越した都会っ子の主人公(ケヴィン・ベーコン)が田舎の閉塞感に風穴を開ける青春の107分の物語。

 

今では悪役やら脇役がデフォルトなベーコンさんだが若い頃はこんな役が多かった。と言うかこれでブレイクしたため青春映画スターの印象がある。その頃はあまり興味もなく好きでもなかったのだが、脇役に回り始め、悪役に変わり始めたあたりから凄く好きになった。凄く良い。個人的には「インビジブル」あたりから凄く好きになった。何というかクソな人格やらせたら最高な役者だと思っている。あんた最高だぜ。

 

さて物語については語ることが無いほど有名な作品なので個人的に好きな所を紹介したい。まずは何をおいてもベーコンさんが躍るところである。正直それがキレてる踊りなのか、キレてない踊りなのかは分からないが多分切れてないと個人的に思う。当方はリズム感および運動神経皆無な人間なので正直判別つけかねる。がベーコンさんが器械体操部に所属している設定から考えると切れていると思ってねっと意図しているのだろう。そんなベーコンさんが、若干邪悪な雰囲気を漂わせつつ命一杯踊っている姿は、朴念仁の私でもちょこっと微笑ましく素敵ですと思わざるおえない。そういう風に丁寧に作ってあるところがちょっと好き。実際の所はベーコンさんに踊りの経験はなく1部のシーンは代役が踊ってるらしい。別に構わんけど。踊っているベーコンさんがこの映画のハイライトであるのは疑いようがない。好きな所をもう一つ。これは作中のセリフなのだが、ベーコンさんに母親が「高校生のデビット・ボウイ」と言う所が好き。確かにその風貌はかの故人を連想させる。この作品が作られた当時はまだボウイはそうゆうアイコンの頂点だったんだなと再認識させられる。単純に確認できる意味で好きなだけなんだが。デビット・ボウイいいよね。

 

サントラ映画だとか内容がないとかディスられ気味の本作ですがそういう意見を包括したうえでもベーコンさんが踊ってるっていうだけでオールOKと思える貴重な映画だと個人的に思っている。頭に戻るけど単純にケヴィン・ベーコンが好きと言うお話でした。

 

ぎゃふん!

 

 

フットルース [Blu-ray]

フットルース [Blu-ray]

 

 しかし、この当時からその後のキャリアを予感させる邪悪さが風貌に漂っていますね…。凄く良いです。