真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

趣味に生き、趣味に死す…。「ハセガワノブコの華麗なる日常」「ハセガワノブコの仁義なき戦い」「オタク帝国の逆襲」

オタク。それは一種の病気であると思う。しかも不治の…。

 

 

 

外資系オタク秘書 ハセガワノブコの仁義なき戦い (祥伝社文庫)

外資系オタク秘書 ハセガワノブコの仁義なき戦い (祥伝社文庫)

 

 

 

外資系秘書ノブコの オタク帝国の逆襲 (祥伝社文庫)

外資系秘書ノブコの オタク帝国の逆襲 (祥伝社文庫)

 

 祥伝社

私の中で祥伝社とは「魔界都市ブルース」の出版社である。

秋せつらサイコー。

特に深い意味はない。

 

何となく手にとって何となく気になってシリーズ通して読んだのだけど結構面白かった。

 

主人公ハセガワノブコは外資系銀行に勤めるアメリカ帰りの帰国子女。

カルフォルニアアーバイン校卒の高学歴高スッペクのヴィジュアル的にもイケてるバリバリの有能秘書が重度のオタクというギャップを楽しむコメディー小説である。

一方の話だけでは場が持たんという事なのかもしれないがこれが面白かった。

物語は会社パートとオタクライフパートの2部構成になっておりアクの強いキャラクター達が外連味あふれるドラマを見せてくれる。

主人公のノブコはげんしけんにおける斑目非モテ要素を排除して、それでいて恋愛脳が皆無のような完全無欠の完璧超人のようなオタクで凄く好感度が個人的に高かった。

サバサバしたオタクでイイね。

基本的にはいかにもありそうでなさそうなオタクあるある話と外資系に努める女性の生態的なもので構成されており楽しく読めました。

 

そこにリアルがあるかどうかは知らんが虚構の世界としては面白い。

肩ひじ張らずに楽しめていいんじゃないでしょうか。

 

しかし、気づいたらオタクだった…。

このフレーズは凄く共感するわ…。

 

 

*****

シリーズが続くのかどうかは不明。

でもここで終わっても問題はナッシング。