真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

人の好みは千差万別…。他人の意見は気にしない。「ハングオバー!」(2009)「ハングオーバー‼史上最悪の二日酔い、国境を超える」(2011)「ハングオーバー!!!最後の反省会」(2013)

 やっと見終えたシリーズ物…。

ハングオーバー! [Blu-ray]

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 すべてはここから始まった!失った記憶を推理する100分の物語!

ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える [Blu-ray]

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 基本の物語構成は1と同じ102分の物語‼

ハングオーバー!!! 最後の反省会 [Blu-ray]

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もはや悪ノリ以外の何物でもないの100分の物語‼!

 

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どうもこの作品、第一作目の評価が高くてその後シリーズを重ねるごとに評判が芳しくないようである。しかし個人的な評価はその真逆だった。

そう、シリーズを重ねるごとに凄く面白いと感じてしまった。

少なくとも私はそう感じた。

より下らなく、よりお下劣に、より過激に…。

残念ながらどうやら私はそういうものが好きなようだ…。

 

…ボンクラでごめんなさい。困ったもんである。

 

英米の文化でバーチェラパーティーと言う物があるらしい。

結婚前の同性で行う独身お別れパーティーというやつらしい。

本作はそのパーティーで羽目を外しすぎて記憶を失いえらい目にあうというのが基本コンセプトである。

1と2は全く同じ構成で3は若干違うが話の流れ自体や雰囲気は同じ感じであった。 

主要な登場人物は以下の5人である。

 

フィル(ブラッドリー・クーパー

◎既婚者。スチュとダグの親友。性格は軽いが常識人。基本、酷い目にあう。

スチュアート(エド・ヘルムズ)

◎2で結婚する。フィルとダグの親友。歯科医。真面目で常識人だが若干めんどくさい性格をしている。常に酷い目にあう。

アラン(ザック・ガルフィアナキス)

◎ダグの義弟。ダグのバーチェラパーティ―の際に混ぜてもらいグループに居つく。引きこもりの奇人にしてトラブルメーカー。基本、元凶の人

ダグ(ジャスティン・バーサ

◎1で結婚する。フィルとスチュの親友。基本、冒頭と結幕付近しか出番がない。空気な人。大抵、酷い目にあっている。

チャウ(ケン・チョン

◎アジア系のチンピラ。イかれているトラブルメーカー。2以降はアランの親友。

 

基本、アランに振り回されるフィル、スチュ、ダグのドタバタコメディである。

1は論理、倫理の常識のギリこっち側にあり、2は向こう側にあり、3は遥か向こう側にある感じだ。ゆえに1の評判や評価が高いのもうなずけるし、2・3の評価が低いのも納得できる。確かに1に比べて2・3はダークで笑えない場面も多いように感じる。

いかにボンクラな私といえど、さすがに2のスチュの義弟の指の件とかは「え、マジでその程度の問題なのか」と思わず突っ込みたくなるくらい常識をブチ抜けてる。非常に笑えない重要な問題も軽くスルーしていくそのスタイルはちょっとした恐怖を感じるほどである。本当にそれでいいのか。3に至っては動物も人間もちょっと命が軽すぎて引く。どん引く。ブラックジョークが過ぎるところが明らかに一般受けしなさそうだ。悪ノリしすぎだろとも思うのだが、私にとってはそこがツボであったらしく、2・3の方が1より面白く感じてしまった…。

 

 おおう。ボンクラですまん。

 

ぎゃふん!