ラストの台詞こそがこの映画全てであり、言いたかった事だと信じて疑わない。
それを聞いた時、私は思わず1人呟いちまったよ。「それな…」と。
映画自体は安くて甘い。余命わずかな友人の望みを叶えるためにポンコツたちが奮闘するステレオタイプなコメディロードムービー。
なんだけど…。なんだけどラストの台詞の破壊力たるや…。
全てのあらゆるファンに対する問いかけであり、最上段から振り下ろされる神の鉄槌並みの破壊力を秘めている呪いの言葉だ。
人によってその問いへの答えは変わるだろうが、私の答えはもう決まっている。
「それでも愛す」だ。
悪態は吐くだろうけどもね。嗚呼、アルスラー…。
ぎゃふん。