真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

トランスフォームしてハリソン・フォードに至る序曲。

そこそこ面白い。

 

ハン・ソロという名を聞くたびに頭をよぎるのはハリソン・フォードの顔。さほどSWに思い入れの無い私でも即座に脳内変換されるコモンセンスである。しかし時は残酷だ。若きハン・ソロを演じるには彼は年を食いすぎた。ゆえに新たなハン・ソロが必要となり、白羽の矢が立ったのがオールデン・エアエンライク!なのだがどうも皆さんあまりお気に召さなかったようで…スター・ウォーズスピンオフ第2作目にして打ち止め決定作品となってしまった。本作は不憫な作品である。興行的には大敗北。でもそれは作品の良し悪しよりもディズニーの映画公開の戦略ミスのような気がする。要は前作からのタイムラグが無さすぎた。エピソード8から半年ぐらいしかたってない。要はまだ皆さんお腹一杯なのだ。この映画そこらへんですでに損してる。無論前述のハン・ソロ配役問題もある。理屈では分かっていても感情的にどうしようもない事だってある。でも彼は年を取りすぎたのだ。仕方のない事なのだ。

  

話は若きハン・ソロの冒険譚。ただのハンからハン・ソロとなり宇宙に繰り出すまでの物語だ。今時珍しいほどの王道SF冒険活劇で、金をかけた映像と安定感がある。しかし裏返すと映像が綺麗なだけの読み筋だらけのフックの弱い凡庸なストーリーともいえる。チューバッカとの出会い、ミレニアムファルコン号との邂逅など話しのツボは押さえている。正直、話自体に驚きはないが良くはできているのだ。大惨敗するほど酷くない。上映時期さえもっと調整できれば…と思わずにいられない。やはり不憫な作品なのである。