真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

私の好きなガンダム。

 

独断と偏見でお送りします。

ガンダムが好きです。

ファーストからの付き合いなので結構長い間好きなままです。

そんなに深くはないですが、浅く好きなのです。

結構好き。

と言ってもガンダムである。

シリーズ数だけでも相当ある。

テレビ・映画・マンガ・ゲーム…途方もない数である。

そんな中から今回は映像作品に絞って、特に私の気に入ったものをランキング形式でお送りします。

かなり偏っているかもしれませんがご容赦願います。

 

 

 

 

暫定王者   機動戦士ガンダム

ここの暫定王者は仕方がないでしょう。全ての始まりですから。

ストーリーは所謂、ベルヌの15少年漂流記+SF戦記物。

このタイプの作品の代表格がガンダムでしょうね。

15少年漂流記+SF戦記物と言うのは非常に相性が良いのか、その後もバイファムレイズナーリヴァイアス等、結構作られてます。

ストーリーは、機械オタクの根暗な主人公アムロが戦争に巻き込まれ、宇宙連邦軍兵士として成長しサバイブしていく物語なんです。

が、あえて言いたい*1

この物語の真の主人公*2は、シャー・アズナブルであると。

私的には、この人がいるだけでも十分に王者に相応しい作品だと思えるんですよね。

この人は宇宙連邦軍と敵対しているジオン公国の軍人さんなのですが、親の仇を討つため素性を隠して軍籍に身を置き、復讐の暗い炎に燃ゆる男なのです。

主人公ぽいです。

断然、こちらの方が燃えます。

しかもこの人、ロリコンかつシスコンかつマザコンという三重苦の性癖を持っているどーしようもない人なのです。

ダメです。ダメダメです。

でもそこがいい!

断然良いです。

またこの人は、序盤は「赤い彗星」の字名で無双して名言を吐きまくるのですが、物語中盤以降、アムロニュータイプの覚醒とともに、そのポンコツぶりが露呈していきます。

何か色んな意味で残念な感じな人なんです。

正確には成長の伸びしろが少ない人なんですね。

現状維持、ちょっとだけ成長。みたいな。

一応ニュータイプとして覚醒はするのですが、明らかにその能力の上限が他のニュータイプよりも劣ってる感じなんです。*3

でも、断然そこがいい!

何というか、自意識高い系、能力そこまで付いてこず感が、凄く切ないんです。特に終盤。置いてけぼり感が半端ないです。

…まあ、十分高スペックなんですがね。

無様に格好良い。

素敵ですね。

 

 

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ランキング5位  機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

皆大好き、シャー・アズナブル!

満を持して、ついにタイトルにまで名前が出てきましたよ。

シャーによる、シャーのための、シャーによる作品。

シャー好きには堪らない劇場公開映画作品。

映画館にまで観に行った思い出の作品です。

ここでもシャーの魅力が炸裂します。

ロリコンかつシスコンかつマザコンという三重苦の性癖を自ら吐露したり、負けた時の自己保身の工作をしたりと、相変わらずの馬鹿者ぶりを見せてくれます。

素敵です。

ファースト、Z、ZZを経てついにシャーが自らのエゴを大、大、大爆発させますよ。

内容自体は、割愛させてもらいますが総決算的内容でシャーとアムロの決着がつきます。

…、若干モヤモヤしますが、十分に楽しめる作品となっております。

あとロンドベルが超格好良いです。

 

 

 

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ランキング4位  機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争

「嘘だと言ってよバーニィー」

思わず言いたくなっちゃう作品です。

この作品の見所は何と言ってサイクロプス隊の面々でしょう。

皆、散り際が熱いし、切ないです。

特に主人公のバーニィ*4は熱いです。

ラスト、ザクⅡ改でNT-1に挑む姿は泣けます。

戦力差が絶望的じゃん。

でも挑むんです、バーニィー…。

漢すぎです。

その結果は、号泣です。

今思い返しても来るものがある、そんな作品です。

 

 

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ランキング3位 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY

1年戦争後、ティターンズ設立前のジオンの残党と連邦軍の抗争を描いた本作。

1番の見所は、我らが主人公*5ミスターポニーテール「ソロモンの悪夢」ことアナベル.・ガトー少佐の活躍および漢っぷりでしょう。

まあ格好良いです。

侍的口調。

四文字熟語を使いたがるめんどくさい性格。

素敵です

私は時代の徒花的なものに非常に弱いです。

判官びいきってやつですかね。

とにかく、ガトー萌えな作品です。

後は、やっぱりデンドロビウムには度肝抜かれます。

完全にオバーテクな機体だと思いますが、そこがまた素敵です。

Zに出てくる、バスク・オムも出てきます。

やっぱり、ヒャッハー!な人なんですね。

 

 

 

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ランキング2位 ターンAガンダム

ガンダムシリーズの総決算的作品。

全てのガンダム作品*6の延長線上にこの作品がある、最終到達点作品。

何と言っても黒歴史ですよ。

それこそ全て。

この言葉は一種の発明ですよ。

もう全てがそこに集約されるみたいな(笑)。

あと月光蝶

この終末兵器。

このネタだけでもご飯何杯でもおかわりできますよ。

ネタばれになるので詳しく書きませんがこの二ネタあればもう充分です。

物語も竹取物語をベースにしたような内容で、ハウス子ども劇場的な、牧歌的なほのぼのとした話が多く、これまでのシリーズとはかなり特異な作風で新鮮でした。

個人的にはソシエとカプールが突出して可愛かったです。

あと、純粋にひげガン*7格好良いと思うんだけど。

ああ、序盤の貯金魚の活躍も凄い印象に残ってます。

 

 

 

 

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ランキング1位 機動武闘伝Gガンダム

実質チャンピオン。

個人的にエポックメイキングな作品。

いやー、私はこの作品で完全にアニメに嵌った口でして。

実はリアルタイムに見ていないんです。

と言うか、その当時アニメ自体を殆ど見ておらず、もはや卒業したつもりだったんですが…。

後追いなんですが、完全にやられました。

情報としては知っていたんです。

私も当初、ストⅡ+ガンダムと言うフォーマットを受け付けず、まったく見る気もなかったんです。

ガンダムである必然性を感じなかったし…しかし、ひょんなことから見る機会を得て完全にやられました。

いや、ガンダムじゃないとダメなんですよ。

だって「ガンダム・ザ・ガンダム」の称号をかけて戦うんだもの(笑)。

キャラもたってますよ。

特に主人公のライバルとなる、シャッフル同盟の面々とか、主人公の師匠東方不敗とかキャラが非常に濃ゆい*8です。

物語も、タイトル観れば中身観なくてもいいんじゃないのと思う内容。

単純明快です。

でも、それが良い。

むしろ、そうじゃなきゃダメと思える作りなんです。

いや本当に素敵です。

いやー、もう本当にツボでした。

主人公の師匠である東方不敗が出てきてから面白くなると言う論調が強いですが、私の場合もう1話目からやられました。

何だかんだ言って主人公であるドモン・カッシュがもう魅力爆発なんですよ。

ガンダム史上最高の熱さと馬鹿さ*9を併せ持った非常に素敵なキャラクターなんです。

劇中のセリフ回しも格好良い*10ですしね。

この手の熱さと馬鹿さが売りのアニメのマイルストーン的な作品です。

 

 

総評 

さて、如何でしょうか?私的にはこんな順番ですかね。

基本、ミリタリー感とおっさん率が高い作品が好きなのでこんな結果になりました。

因みに次点がZガンダムです。

あと、鉄血のオルフェンズとGのレコンギスタは未視聴なのでランキングに選考していません。

うーん。

基本、熱くて頭ちょっとイかれてるキャラに非常に弱い。

後は聖帝サウザー的キャラ、引かぬ、媚びぬ、顧みぬ的なものに弱い。

結論、私はやっぱりキャラクターにやられるタイプなんだなーとつくづく感じました。

まあ物語ありきの話なんですが…。

さあ、Gレコとオルフェンズはどんなもんかなぁ。

熱いといいなぁ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:ガンダム故に。

*2:筆者的に。

*3:特にこの作品以降、顕著に感じられます。

*4:本当の主人公はアル

*5:本当の主人公。かりそめの主人公はコウ・ウラキ

*6:ターンA以前のガンダム作品。時間軸がこれ以前の作品

*7:ターンAガンダムのこと

*8:くどいとも言う

*9:褒め言葉です

*10:笑えるとも言う