漫画「ANGEL VOICE」感想
サッカーが好き!
学園物が好き!
スポ魂モノが好き!
と言うわけで「ANGEL VOICE」感想です。
このマンガ、週刊少年チャンピオンで2007年から2014年まで連載されたサッカー漫画です。
全40巻…。
チャンピオンで7年…。
40巻…。
凄いですね。
結構な人気漫画ですよ。
連載当時、私は途中から読みだしたんですがハマりましたねぇ。
個人的には非常に楽しめました。
基本サッカー好きなんでサッカー漫画も好きなんです。
基本的にこの作品は、
スクールウォーズの代わりにスラムダンクとかルーキーズでも良いけど。
とにかく そういう系譜の作品です。
荒くれもの集団の弱小サッカー部が、日本最強の県内ライバル校を打倒するまでという非常に分かりやすい筋の漫画です。
キーパーソンでサッカー部のマネージャーが出てくるんですがこの子がマクロス要素です(笑)。
ネタばれになってしまうので詳しくは説明しませんが冷静に考えると、なんだそれ?みたいな感じになりますね。
まあ、1巻の表紙がこの作品最大のネタばれなんですが(笑)。
サッカーの描写は結構よいです。
常識的な範疇でのスパープレイしか出てきません。
まあ、それでもそんなプレイできる日本人の高校生はいねーよと突っ込みたくなりますが…。
まあいいです。
必殺シュートとかは出てきませんし。
非常に良いです。好感が持てます。
まあ、予想道理のステレオタイプの漫画なんです。
ベタな話、ベタな展開、ベタなオチ。
真新しさはまるでありませんが、水戸黄門に通じる話の王道と言うか、様式美がこの作品にはあると思います。
何と言うか、それが心地いいみたいな感じですかね。
個人的には序盤から中盤までが非常に面白かったですね。
弱小集団から戦う集団に変貌を遂げていくのは燃えるモノがありますね。
特に敵わないと分かっていても力の限り強者に最後まで挑んでいくという展開は反則です…。
熱いものがこみ上げちゃいました。
ただ終盤は、ちょっと食傷気味になってしまいましたが…。
あと劇中で「You,ll never walk arlone」を歌うエピソードが出てくるんですが、リバプールファンとしてはニヤリとさせられます。
まあ突っ込みどころは多い作品だと思いますが、それを差し引いても面白かったです。
おススメですよ。長いですが。
ああ、あとはワッキーを認めれるかどうかですね…。
ワッキーこと脇坂はこの作品の中でもかなり熱い良いキャラなんですがその風貌が問題なんです…。
↑ワッキー ↑みっちー
だってまんまスラムダンクのみっちーなんだもの!
人間だもの!
思わず相田みつお風になっちゃうぐらいクリソツなんだもの!
私はエンターテイメント至上主義者なんで許せましたけどね!
面白ければいいじゃない!
…ダメか?
ぎゃふん!…。
ANGEL VOICE コミック 全40巻完結セット (少年チャンピオン・コミックス)
- 作者: 古谷野孝雄
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2014/11/07
- メディア: コミック
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