リバプール対アストン・ヴィラ感想
戦前の話。
はっきり言って期待していなかった。と言うか不安しかなかった。
リーグ戦前節、何とも言えない追いつかれ方をし、敗北に等しい引き分け…。
続くFA杯ではウエストハムに競り負け、まったくいい所が無かったこのところのリバプール…。
で、アストン・ヴィラ戦である。
目下、最下位を驀進中のヴィラにはさすがに勝つだろうと考えていたのだが、どこぞのサッカーくじのキャッチコピーじゃないけれど、まさかはあり得る、と内心びくびくしながら観戦したのだが…。
結果的には、どこぞのサッカーくじと同じで、まさかはあり得なかった。
6対0。
粉砕だった。
…ただこの結果、額面通り捉えていいものかどうか…。
まあ、6点はさすがに最下位チーム相手でもそうは取れない。
が、…ヴィラの守備は酷かった。崩壊してました…。
特に3点目以降は、もう気持ちが切れちゃってましたね。
最終的にコロ・トゥーレさんまでも得点してしまいました(笑)。
ヘディングシュート、競ってもいないし、それどころかジャンプしてねぇし。
ダメじゃん…ヴィラ…。
しかしこれまで取れそうで取れなかった点が面白いほど取れましたね。
FW陣もようやく役者が復帰してきました。
スタリッジとオリジ。
二人とも復帰初戦で仲良く1点ずつ取りました。
この試合はスタリッジとフィルミーノの2トップでスタート。
4-4-2の布陣。
個人的な趣味でいうと、3トップよりも2トップの方が好きなんで嬉しかったです。うーん。
現状のクロップの考えるファーストチョイスの2トップはこの組み合わせのよう…。
スタリッジが怪我さえなけりゃ確かにこれが確かに最良の組み合わせのように感じます。二人とも機動力もあるし、足元の技術もしっかりしてるしね。
そうなると…。
…なんかベンデケさんの肩身がどんどん狭くなっていく…。と言うか居場所はあるのか…。不安です。
個人的には好きなんですよベンデケさん。
来期もいるかなあ?居て欲しいんだけどな…。
終盤戦ではありますが、やっとこさ怪我人復帰し始め、やっとこさ陣容が整いつつあります。
遅まきながら本領発揮となるのか?リバプールは強くなっていくのか…。
まあ、結果と言うか順位を見れば今季は弱いんだろうけども…。
次節のエヴァートンとのマジーサイドダービーでその真価が問われます。
まあ、ヨーロッパリーグを挟むんですが…。
現在8位のリバプール。勝ち点は38。
7位ウエストハム、6位サウサンプトンは勝ち点差2の勝ち点40.
5位マンUとの勝ち点差は3。
決して届かない位置では無いです。
これはイケるんじゃない?
何と言うか、楽しみと不安が半々な感じですかね…。
しかし…怪我だけはマジ勘弁でお願いします。
特にスタリッジさん…。
これ以上ぎゃふんとは言いたくないのでよろしくお願いしますよ…。