ブライアン・シンガー監督作品。
いや。まさかのである。もうタイトルで書いたのがまんまなのだが、まさかのターミネーターネタである。本作は時空を超える時間軸改変の物語、所謂ターミネーターまんまな物語なんですがもはや、恥ずかしいとか、臆面もなくとかそんな言葉を超越して清々しく、潔い感じの作品となっている。いや、面白さこそが正義である。その姿勢は正しいよ。さすがだよブライアン。
もしも「X-MENの世界観でターミネーターをやったら~」ドンドンパフパフ!という事をやってのけている。現在、過去、未来~🎶とどこぞの歌謡曲のような展開なのです。
マジです。あほです。最高だぁ!…。
何よりそんなあほな話を旧三部作、そして前作の収束点にしてしまおうとする力技。剛腕過ぎるストーリーテーラーぶり、不覚にも胸をときめかせてしまいました。点と点が線になっていく。この作品ですべての物語がリンクしていくのは結構痛快です。
相変わらずプロフェッサーとマグニートーのブロマンスは健在ですが、養分は少なめでちょい残念。しかし今回はその内容から、新旧のキャスティングが入り乱れるため、ファン的にはおいしいです。特にジジイな二人を再びこの目で拝めて幸せです。あと本作は、X-MEN史上、最もヘタレなプロフェッサーの姿を拝める最初で最後の作品であり、これまで出てきた伏線(はげるネタ以外)をすべて回収して、プロフェッサーが最強のテレパスになる過程が楽しめます。最高です。
ただ個人的に1番カッコいいと思ったのは、ミュータントたちを撲滅していくセンチネルだったりする…。
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本来はウルヴァリンが…主人公だし、現在過去未来と行ったり来たりで大活躍っだったはずなのだが、まるで印象に残っていない…。あ、もみあげは相変わらず凄かった…よ。
ぎゃふん。