真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

「ハイキュー!1期・2期・VS白鳥沢学園」アニメを完走した感想。

たまに少年ジャンプ成分を体が欲するそういう病である。

欲する。対決だとか努力だとか友情とかが嫌いではない。むしろ好きなのだろう…。認めたくはないものだが。人間、自分に無い物を求める性質なものだからね。とりあえずアニメから見てしまった…。

 

粗筋は…。

高校バリボーの話。身長は足りないが常人離れした反射神経と身体能力を持つ主人公が超絶技巧なセッターの相棒 とライバル達としのぎを削る話。少年ジャンプ連載作品のアニメ化作品。因みに1期全25話、2期全25話、3期10話の合計60話。長丁場だった…。

 

簡素な感想。

アニメのバレー漫画って「アタックNO1」くらいしか思い浮かばん。というか他にあるのか?

高校バレーの話で真っ先に思い出すのは昔サンデで連載されていた「健太やります」だったりする。あれも身長の足りない高校生バレーボーラーの話だった。リベロというポジションが無い時代のバレーボールマンガで、身長が足りなくてもやれることはあるよ、スパイカーと同じくらいレシーバーもカッコいいよと言った内容の漫画であった。本作は背が低くても、それでもスパイカーとして勝負する高校生バレーボーラーのお話。

高さと力が全ての世界で勝負する背の低い人間の挑戦というのは良くある話である。まあ大概のスポーツ物語は何らかのハンデ*1を持った主人公が奮闘するというシチュエーションが多い。背の高い者が有利な世界に挑むその小さき者という設定は非常に分かりやすい設定であり逆境で燃える。ある意味、定番の中の定番の設定だったりする。「少女ファイト」なんかもほぼ同じ設定だ。色んな意味で掌で転がされてるんだけど、それが心地いい。作画とか動きもよくて感心した。特に2期の青葉城西戦の及川のロングセットアップの後の動き、コート外から急いで戻る際に足を滑らせる表現とか本当に細かい描写が秀逸で見ていて気持ち良かった。他にもいろいろ書きたいがそれは漫画の原作を読んでからにしよう。…そう私は原作を全く読んでいないのだ…。ぎゃふん!

 

 

 

 原作を読む楽しみが残っているという考え方もできる…。

 

 

*1:初心者・未経験者というパターンが多い