真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

もはや、尊い/ミッション:インポッシブル フォールアウト(2018)

トム・クルーズ氏、今年57歳。この映画とってる時は、55~56歳か…。

 

 周回遅れもいい所だが、ようやく観たので感想を。

端的に言って面白かった。最高なのではないか。いや、最高だ。個人的にシリーズ最高の出来だと思った。これまでのシリーズの要素を散りばめたシリーズファンを意識した作り。最高である。2の冒頭の意味のないロッククライミングのカットとか、まさかここに生きてくるとは…。夢にも思わなんだ。爆弾の件の赤だの緑だのの話も1のガムの件を想起させるし…。自然に口元が緩んでしまうやろが。別れた嫁とか前作の悪役やらヒロインやら続投で出てくるとかIMFのいつもの面々とか…。ズルいよね。これは楽しめない訳がない。シリーズ通して観たものに対するご褒美のような作りで個人的には大満足。しかし本作の面白さは何よりも、本作主演のトム・クルーズ氏(以後、トムクル氏に略)に尽きるのではないかと思う。冒頭にも書いたがもう還暦目前の超おっさんである。で、そのアクションである。撮影中にも話題になっていたが本作のアクションで右足を骨折したとの噂は私も耳にしていた。で件のシーンを観たのだが、そりゃあ骨折するよ、っていうか何やってんのよトムクル氏。50も半ばになれば、ちょっとした事で骨も折れますよ。いくら体鍛えたって老化してんだから…。いや、でも、というか、それ故凄い。というか、凄いを通り越して最早、尊い尊いよトムクル氏。年を喰ってから加速度的にジャッキー化していくってどういうことよ?神か。神を目指しているのか?そういえば変な新興宗教にハマっていたような話を聞いたような気が…。いや、もとい、だとしても尊い。というか尊いを超越してもはや面白すぎるだろトムクル氏。いったい何処まで行くつもりなのか…見当がつかん。ぎゃふん!