真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

記憶の記録 2020④

 

グリーン・ホーネット (吹替版)

グリーン・ホーネット (吹替版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 映画としてはよく出来ていると思う。しかし尋常じゃないくらいつまらない。色々な要因が考えられるが個人的に決定的だと思うのが、主人公がまるで愛せないところだと思う。自制心のない我儘な金持ちのぼんぼんが、金に物を言わせて傍若無人に悪党を成敗する…って、字面だけ見ると面白そうなのに、なぜか全然面白くない。主人公が幼稚で軽薄で自己顕示欲が強過ぎて…見ていて辛いのだ。その後も、なんの成長もなく物語最終盤までそれが続く地獄。辛い。その相棒は相棒で、超人的身体能力やマッドサイエンティスト並みの脳みそを持つにも関わらず…アホすぎて辛い。やってることは殆どバットマンと変わらないのになんでこうも面白くない…くっそ辛い。うん、辛い。

 

 

アクアマン [Blu-ray]

アクアマン [Blu-ray]

  • 発売日: 2019/12/18
  • メディア: Blu-ray
 

 貴種流離譚の娯楽活劇。DC系の映画ってこれまでは暗いトーンで統一されていたが、これは対極の作品だ。アーサー王の物語を下敷きに、マーベル系のソーであったりブラックパンサーであったり…はたまたロミジュリであったり怪獣大戦争であったり…。すげえ既視感がある物語が続く。出来合いの料理にありったけのトッピングを全部載せた感が強い。正直、話を盛り過ぎで、具材過多な気もしないではないが、それはそれで派手で楽しめる。しかし、アイランダー系の精悍なハンサムって皆ほぼ一緒の顔に見えるのは私だけだろうか。

 

 

 貴種流離譚を続けて視聴。SWサーガ完結編。凄く期待していたのだが公開当時、普段巡回しているブログの方々が軒並み否の反応ばかりだったのを覚えている。ゆえに期待せず、覚悟して視聴したが、結果としてはまあこんなもんなんじゃないというのが正直な感想だ。可もなく不可もなく、無難にSWぽさをなぞった感じ。いつかどこかで見たような既視感アリアリな展開だったが、つまらなくはない。まあ、さして面白くもないのだが。うーん。もっと登場人物の焦点を絞ったほうが良かったのではないか。主人公にしてもカイロ・レンにしても、もっと美味しく出来たのではないか。
正直、SWにさして思い入れがあるわけではないが、実写映画作品をシリーズ全て見た人間からすると少々寂しい出来かもしれないと思う。

 

アルスラーン戦記(13) (講談社コミックス)

アルスラーン戦記(13) (講談社コミックス)

  • 作者:荒川 弘
  • 発売日: 2020/05/08
  • メディア: コミック
 

絵柄に目がなれてきたぜ。これはハガレンじゃない。アルスラーンだ。
話の内容は、やっと汗血公路が終わって征馬孤影くらいか。小説5冊分ぐらいが漫画だと13巻…。これは長旅になりそうだな。まあ1部完結までは安定の面白さで問題ないが…。 

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ハイキュー!! 43 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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ちょっと感動した。話うんぬんよりも、これまでの41巻までのストーリーを全部フリにしているところに。そしてことごとく伏線を回収していくそのスタイルに。今思えば物語開始当初から彼の人をラスボス認定してたもんな。そこから逆算すると、この展開は当然なのだがなんとも贅沢なフリ。いいね。いやはや、この壮大なフリの後にどんなオチが待っているのか楽しみです。正直心が踊り、目が離せません。

 

 

 

 

 2020年現在 私的映画ベスト
1 ゴーン・ガール ー
2 エクス・マキナ ー
3 アジョシ ー


2020年現在 私的漫画ベスト
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