真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

記憶の記録 2020⑥

 キングダム

 

 テレビでやっていたのを視聴した。結論から言うと可もなく不可もないといった印象だ。漫画原作に忠実ではある。しかし、ただそれだけなのだ。原作を、なぞるだけでいいのなら別に漫画を読めばいい。正直な所、実写映画にしなければいけない意味を感じることはできなかった。キャラクターは原作に頑張って寄せているように感じる。しかし無理に寄せ過ぎた結果、衣装や甲冑のチープな質感を際立たせる残念な結果に。全編コスプレ感丸出し状態になってしまい、いただけない。アクションはワイヤーアクションを取り入れた荒唐無稽なカンフーアクション系。しかしスピード感がたりず物足りない。ただ左慈役の坂口拓氏は一人だけ殺陣が別次元で、そこだけは一見の価値を感じた。あと場面転換の時に左から右に流れるエフェクト。あれ本当に嫌い。映画の出来の良し悪し関係なく、作品自体がチープに感じるので切実にやめて欲しいと願う。

 ジョーカー

 

 2度目の視聴。世界一信用できない話し手が語るどこかの地獄の物語。どこまでが真実でどこからが虚構なのかはよく分からないが、心を病んだ孤独な男を欺くとどうなるかと言う話しであり、社会に見捨てられゴミみたいに扱われた男が暴発する話である。ようはマジ切れして人間をやめる話であり、貧困や格差社会が怪物を産む話なのだな。

 トクサツガガガ 19

 

トクサツガガガ(19) (ビッグコミックス)

トクサツガガガ(19) (ビッグコミックス)

 

 ラス前。正直な話し、開始当初の面白さは感じられない。もっと早めに終わらせるべきだった気がする…。

 ザ・ファブル 22

 

 山岡エピソード終了とともに一部完。いや見事。しっかり畳み切った感があるラストだった。ちょうど良い感じの荒唐無稽さと絶妙なテンポで展開する筋立て。その全てがツボで毎回凄い楽しみにしていたのだがついに終わってしまった。終わっちまった寂しさと、読み終えた充足感が半々な感じだ。そういえば実写映画化もされたんだけど結局見ていない。というか読了の余韻を壊すのが怖くて当分見れないなー。

 thaw

 

thaw

thaw

  • アーティスト:くるり
  • 発売日: 2020/05/27
  • メディア: CD
 

 解凍と名づけられたくるりのニューアルバム。過去の未発表曲を中心にパッケージされた、コロナ禍でツアーが消滅したために出来た作品。個人的なフェイバリットは1曲目の「心のなかの悪魔」。詳しい解説はnoteでご本人がセルフライナーノーツを書かれているのでそちらを見る事をお勧めする。

 

 

 

 2020年現在 私的映画ベスト
1 ジョーカー   NEW!
2 ゴーン・ガール   ↓
3 エクス・マキナ   ↓
4 アジョシ -   ↓
5 母なる証明   ↓
6 怪物はささやく    ↓

 


2020年現在 私的漫画ベスト
1 ザ・ファブル 22   NEW
2 ハイキュー‼43    ↓
3 バーナード嬢曰く。5    ↓ 

 

 

2020年現在 私的アルバムベスト

1 thaw くるり   NEW!