真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

記憶の記録 2020⑪

機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝 4 /太田垣 康男

戦闘携帯食としての稲荷寿司

稲荷寿司好きとして戦闘時の携帯食としての稲荷寿司は大いにあり。
けれど冷静に考えたら戦闘配置状態で厨房は稼動しないんじゃないかな。現代でもカロリーメイト的な固形携帯食が存在するのだから未来ともなればなおさらだわな。
夢はあっていいけど。美味しいし稲荷寿司。ああ稲荷寿司喰いたい。

ガンタンクうっ!

幼い頃はガンタンクがあまり好きではなかった。ファーストの劇場版のⅢにも出てこなかったし。ガンキャノンにハブられたし。
しかしおっさんになった今は結構好きな機体である。
質実剛健、火力こそ全て。素敵です。
でもずっとその上半身いる?と疑問に思っていた。
「足なんか不要です」と同じニュアンスで。
純粋に戦車でいいのではないかと長年思っていた。
しかし今回、脱出機構の装備された戦車であるということに気付き
「ええやん。ガンタンク。やっぱええやん」と言う気持ちになっている。

だがしかし、そもそもタンクが不要で最初からコアファイターで戦えばいいのではないかという新たな疑問が…

いや、ガンタンクはいいぞ。

そういうことにしておこう。

 

 

SPY×FAMILY 1~4 / 遠藤達哉 

SPY×FAMILY 1-4巻 新品セット

SPY×FAMILY 1-4巻 新品セット

 
擬似家族物

やたらと本屋さんでプッシュされていたので手に取ってみた。

とある作戦のために擬似家族を構成した凄腕スパイ黄昏さんの物語。
特殊状況下で結成された一癖も二癖もある家人たちに翻弄されながらも惹かれ癒やされていくアットホームなスパイ物のようである。

悪くはない。悪くはないのだがもう一つパンチが足りない用に感じる。

何よりも凄腕スパイと謳われながら、あの嫁の戦闘スキルを見たにもかかわらず表層的な調査の素性だけで正体をあまり深く気にしていない杜撰な黄昏さんを凄腕スパイとは思えないんだよなぁ。

 

 

吉田豪の巨匠ハンター / 吉田豪

吉田豪の巨匠ハンター

吉田豪の巨匠ハンター

  • 作者:吉田 豪
  • 発売日: 2020/03/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
9人の巨匠と言うよりは9人の奇人

アニメ・特撮界の九人の巨匠たちへのインタビュー集。
富野由悠季から押井守までの総勢九名へのインタビューは濃ゆいです。
ただ本作の真の縦軸はその人たちではなく、手塚治虫宮崎駿、西崎義展の三人が本命のように見受けられる。ここでインタビューを受けてる9人も大概おかしいけど、そのおかしい9人たちが語る3人のエピソードはさらにそれを上回っている。

逝かれて壊れてます。

これはようするに遠くで眺めたり聞いたりする分にはすげー楽しいヤツです。