やはり一番嫌いなのは愚痴を聞くことです。
私は愚痴が嫌いだ。
より正確に言うと、人の愚痴を聞くのが嫌いだ。
大体が共感できないし、内容が面白くない。
つまらない話など聞きたくはないのだ。
故に聞いていると思わず口走りそうになってしまう。
うるせーよタワケ!。
知らねーよスカタン!。
勝手に言ってろ、このダボが!
実際、堪えるのに必死である。
何故か、どういうわけだかやたらと聞かされる。
何故なのか?分からない…。
大体、普段そんなに喋らないのに。
そもそも私は人付き合いの良い方ではない。
まあ、平穏無事な生活を送りたいので、愛想は極力、意識的によくはしているが…。
それでも万里の長城のような広大な心の壁を作っているつもりなのだが。
しかしである。
…ところどころに穴があるようで、隙をついて奴らは愚痴りに来るのである。
よそへ行け。
とはいえず、付き合う羽目になる。
会社では上司。同僚。部下。家では家族…。
ウンザリである。
泣き言ばっかり言ってんじゃねーよ。
泣きたいのはこっちの方なのだ。
私の時間を奪わないで欲しい。
無益な時間を使っている暇はないのだ。
そんな時私は常につまんねー話ばっかり聞かせるんじゃねーよ、と顔に書いてるつもりなのだが全く効果がない。
察せよ…。
私なら察するぞ。皆の衆…。
いや、察していても関係ないのか…。
こちらのテンションをダダ滑り状態にして、奴らはスッキリして去っていくのである。
しかも奴らはこちらの愚痴は奴らは全く聞かないし、相手にもしてくれない…。
マジかお前ら。
いや、私は愚痴らないけど…。嫌いだし…。
けれども。けれども…納得がいかん。
こんなんで良いのか社会よ。
何たる不条理。
ぎゃふん…。