真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

PAUSE −ポーズ− 安田剛士

PAUSE (週刊少年マガジンコミックス) 作者:安田剛士 講談社 Amazon いや、面白かった。 基本的にこの作者の人は、自転車でも陸上でもサッカーでも新選組でも書きたいのは人間讃歌なのだと思う。絶望的な負い目とか挫折とかの中で垣間見える刹那の慈愛と…

その視点の角度が肝心/僕の人生には事件が起きない

確固たる己の意見を通すために必要な物とは何かと言われれば、周りの空気を読まないことであると私は考える。 周りの空気を読まないとはすなわち、人に流されず、ただ己が正しいと信じる正論をブチかますということに他ならないと私は思う。 己の意見を通す…

明らかに原題が本作の全て。/ボーダーライン(2015)

いい加減、原題から変更するタイトルをやめた方が良い案件。 痛切に私は感じるのだが…。 大抵原題より劣るのだから。諸兄らはどう思う?。 ボーダーライン スペシャル・プライス [Blu-ray] 出版社/メーカー: Happinet 発売日: 2018/02/02 メディア: Blu-ray …

亡国の10番/誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡(2000)

亡国の10番、その半生。 誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡 (集英社文庫) 作者: 木村元彦 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2000/09/20 メディア: 文庫 購入: 6人 クリック: 79回 この商品を含むブログ (47件) を見る 面白い。面白くないわけが無い。 今…

「保安官エヴァンスの嘘〜DEAD OR LOVE〜①」 多分、親父が諸悪の元凶だと思う。

週刊少年サンデー連載中、栗山ミヅキ作品。 肩ひじ張らないバカバカしいマンガが好きである。これはまさにそんな作品。 西部を舞台にしたコメディー。モテたい一心で銃の腕を磨き凄腕ガンマンとなった保安官エルモア・エヴァンスの苦悩を描く。 「モテたい」…

「ポリスストーリー・香港国際警察」(1985)ストーリはともかくアクションは今見ても圧巻だった…。

ジャッキ―映画が何となく見たくなったので…。しかしよく死なずに生きてこれたなぁ…。凄いなジャッキー。 麻薬組織の摘発の為に香港警察は麻薬組織のボス、チュウ・タオ(チュウ・ヤン)に狙いを定め逮捕、司法の場で彼を裁くべく、彼の秘書であるサリナ(ブ…

「ホワイトハウス・ダウン」(2013)名は体を表す…。

タイトルのまんまの内容。ダイレクトで分かりやすい。突っ込み所多し!好感度高し! ローランド・エメリッヒ監督作品。はっきり言って嫌いじゃない。好きなのはユニソルことユニバーサルソルジャーとかインデペンデンス・デイとか…。あれ…あれ…それ位しか見…

子供の時に感じていた不穏さ…『ぼくだけが知っている』

漫画『ぼくだけが知っている』感想 訃報を聞いて、何か書きたくなったので、ここに記す。 吉野朔美さんが亡くなられた。 大変ショックだ。 享年57歳。まだ若い…。 …冥福を祈る。 一時期、吉野さんの書く漫画にはまっていた時期があった。 多分、誰かに勧めら…

ろくでなし達が成長する話「僕たちの奉仕活動」

映画「僕たちの奉仕活動」感想 コメディが好き! ろくでなしが好き! ポール・ラッドが好き! と言うわけで感想です。 が…この邦題どうにかなりませんかね? 何なんですかね。 特にコメディ。 凄まじく酷い。酷すぎます…。 もう原題で行けばいいんじゃないか…