真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」を観た話。

 前作の完全なる続き。前作ラストで匂わせぶりに出てきたウディ・ハレルソンがいつものごとくヤベー奴を演じる。

 本作、要は「ナチュラルボーンキラーズ」meetヴェノムみたいな作品で…というかまんまそれをやりたかったのだろうと思われる。そもそも作中でもボニー&クライドとか言ってたし。ウディ・ハレルソンだし。
 とか書いてるが、俺は「ナチュラルボーンキラーズ」は観ていないのでそちらとの比較はできない。まあでもそれを換骨奪胎してヴェノム要素を足したら、こんなんになるのは間違いないと思われる。
 面白いか面白くないかと問われれば、俺は面白かったと答えざるを得ない。
 まあ、派手なアクション映画はいいですよ。
 とは言うものの無論突っ込みどころは満載の作品である。
 前回のシンビオート適応問題は本作ではほとんど無視されており、トム・ハーディに噛みつき、その血を啜ったウディ・ハレルソンが赤ヴェノムにあっさりなるとかで血圧が上がるタイプ人間には正直お勧めしない。
 良くも悪くも大味な話ではあるし娯楽に振り切っている作品なので、前作同様みつおイズム全開で「こまけぇことはいいんだよ」と割り切れるおおらかさが必要な作品であると思います。以上。