真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

「侍タイムスリッパ―」を観た話。

  ちょっと話題になっていて興味を持ったので観てきたのだが、なるほど面白かった。

 まあ、まんまタイトル通りの映画である。
 幕末の京都から現代の京都にタイムスリップしてしまった侍の話で、滅びゆく文化や職業に対する誇りであったり愛の話だと思う。
 そこに少しのばかりのコメディが加味されて非常にいい塩梅であったと思う。
 ただ正直ちょっと長い。
 序盤から中盤の冗長さが引っかかる。
 2時間を切る長さならば凄まじい傑作だったかも。
 個人的にはラスト付近の「今がその時ではない」というセリフの天丼とか非常に面白く印象的だった。