アニメ『クロムクロ』感想
何と言うか、非常に好みのアニメだったのでここに記す。
まず初めに、私の好みを白状しよう。
…うーむ。羞恥プレイ…。
基本原作付きのアニメよりアニメオリジナル作品を好む。
原作付きにはない、先の分からない未知の期待感があるからだ。
原作付きであっても、オリジナル展開はある?
そういったものを見た時に私はちょっと引いてしまう傾向がある。
まあ、原作とは違うと言ても面白いものならば、万事問題なしなのかもしれないが、正直そんなものは殆どお目にかかったことが無い。
大抵、原作付きのアニメオリジナル展開はクソのようなものが多いように思う。
そういった作品を見た時の、私の率直な感想は、
詐欺なんじゃね?(・・?
と思ってしまい、いたたまれない気分にさせられるのだ。
いや、面白いものも中にはあるんだろうけれどもね…。
どうしたって原作付きの場合、のちの展開が分かるためイマイチ乗り切れないところがある。
観かたも減点方式で見てしまう。
これはしょうがない。
まだ原作が、小説ならまだ良い。
脳内で補完していた映像の実現と言う感動があるからだ。
…もちのロンで脳内補完と現実的映像化の落差での落胆もあるのだけど…。
漫画が原作だとよりその傾向が強くなる。
もう絵的に原作で示されちゃってるしね。
まあ絵が動くって感動もあるけど、やっぱり落胆も半端なくあるわけで…。
結果、自分のイメージが100点として基本そこから減点したものが作品の点数になる。
その場合大抵100点は越えない場合が多いように思える。
まあ中には例外*1もあるが…。
個人的に低空飛行の得点の作品が多いような気がする…。
…まあアニメオリジナルもどうしようもないものや個人的に低得点の物が多いんですがね。
とにかく、そんなこんなで先の分かっているマンガ原作付きのアニメは極力避けるようにしている。
まあ読んでいても、原作の内容自体を忘れていたりすると普通に見れたり*2、原作自体を読んでないと気にならないのだけれど*3...。
話を戻そう。
そういうわけで、私はアニメオリジナル作品の方が楽しめる人なのだが、この作品はどストライクだった。
内容自体は、この手のロボットものの設定では、よくありがちなものだとは思う。
舞台は富山県。
なぜなのか?と思ったら、制作会社が富山だからなのねん。
納得。
大まかな1話粗筋はウキぺディアより。
2016年。日本の富山県には国連主導の「黒部研究所」が置かれ、過去に発掘された「アーティファクト」と呼ばれる遺物の研究や、人型兵器の「ジオフレーム」の実験が行われていた。ある夏の日、研究所所長の娘である白羽由希奈は、母が忘れた携帯端末を届けようと友人の荻布美夏と二人で研究所を訪れる。だが、突然現れた謎の飛行物体が富山周辺へと落下。落下地点から多数のロボットが出現し、研究所を襲撃する。守備隊が相手を迎撃する中、由希奈が触れたアーティファクトの一つから正体不明の男が飛び出し、彼女を「姫」と呼んで敵に立ち向かうのだった
うーむ。
何つ~か、古き良き時代のサンライズ的な作品だなと思ったのだが、どうも作ってるとこはサンライズではない模様。
まあ、見た率直な感想を。
表題でも書いた通り、真新しさは無い。
しかし、それがどうした!*5
新しさは無いが、安定はある!
その代わり内容やストーリーは想像の範疇を一歩も出ない!
しかし作画は安定*6しているし、主人公もカッコいいし*7ヒロインも可愛い!*8
よく言えば王道であり、悪く言えばテンプレ気味のSFロボットものではある。
けど、ちょっと奇抜な物に食傷気味な自分としては、これが非常に見やすいし心地よい。
個人的にちょっと先が楽しみな作品が増えてうれしく思う。
来週が待ち遠しい。
追記
第三話の冒頭のネタは素敵!禁断のカレーとウン〇ネタ!下品ではあるが笑いました!
うーん。精神年齢低すぎるなぁ。俺…。
ぎゃふん!