真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

ラッセラ、ラッセラのメロディーが耳にこびりつく。「AKIRA」

 

1988年の映画。あのねぶたの掛け声、やたらとこびりつきますよね。以上…。というのでは話にならないのでとりとめのない感想を書いときます。

ジャパニメーションの先駆けと言われる本作ですが、私はアニメの方は思いっきり世代のはずなのですが、これまで機会がなく一度も通して観たことがありませんでした。無論、全編観たことが無いとはいえ、部分部分は少しは観たことがあるくらいの状態でして…。最よく見たことがあるのはラストのイデっぽい所だったりします。かの有名な「健康優良不良少年」とか「さんをつけろよでこ助野郎」とかは映像としてこれまで観たことがありませんでしたので今回堪能しました。

原作の方はちょっと世代から外れていて後追いだったりします。一応、読んだはずなのですが正直内容を全く覚えていないません。講談社から出てる、あの原色で恐ろしくカラフルな大判のコミックスを持っていたはずだし、読んだはずなのですが、恐ろしいことに全く内容を憶えていないという体たらく。。老いって、怖い…しかし、裏返すと記憶の片隅にすら残らないほど心の琴線に触れなかった作品であるともいえるのです。現実的に機会を作れば通して観れたはずの本作を頑なに観なかったのは何が原因なのかちょっと考えたのですが…、あえて言うならば

タイトルが「AKIRA」なのに主人公が金田だったから…。

あ、主人公は鉄雄もか…?とか埒のない事を考えつつ初めて完走したのですが、今更ながら、

すげえ面白かったです。

もう一回も原作読もうとか思いました。

でもタイトルが「KANEDA」でも見なかっただろうな…。

 

鑑賞時間124分。