空から 恐怖の大王的な物がやってくる、的な。宇宙戦争、的なこのての話しはやたらと多い。
チープさは否めないけど、3日で地球征服とか超イカス、パワーワードである。
終末黙示録でありパニックディザスター物なので、あるのは恐怖と絶望しかないはずなのだがその映像のチープさゆえにいまいち乗り切れないず、脳内補完で妄想するものの、そのストーリーの凡庸さのためやはり乗り切れない。
何だかんだいっても映像に金をかけるのは正義、と確信させてくれる半面教師的な残念な作品だったりする。
好きなテーマの映画なだけに実に惜しい。もうちょっと映像にお金かけていれば乗れたかもと思わずにはいられない感じ。
トップを狙え!に出てくる宇宙怪獣とかシュヴァルツシルトのクラーリンとかを彷彿させる異生命体は個人的には超好みのフォルムで好感が持てるだけに実に惜しい。
ラストのくだりはまんま「ハンター×ハンター」のキメラアント編で意外な驚きがある。
生に対する、むき出しの感情の気持ち悪さを感じる作品である。そこらへんで好き嫌いが分かれるかも。
続編もあるそうなので見るかどうか検討中だったりする。