真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

さらばバルデス

 

なんだかんだ言うても定期的に観たくなるチャールズ・ブロンソン案件である。ジョン・スタージェスチャールズ・ブロンソンのコンビによる西部劇。1973年制作の97分の作品。インディアンと白人の混血ゆえ迫害されるチノことチャールズ・ブロンソンと旅の少年ジェイミーのバディ物。結論から言うと面白かった。差別とか父性とか孤独とかの話だが、それより何よりブロンソン萌え。それに尽きる。佇まいがたまらん感じです。顔だけではない格好良さ。トータルバランス。それに尽きる。話自体は突っ込みどころが非常に多いのだが、ブロンソンの魅力で粉砕していく潔い作り。スタージェスの作る画角の格好良さ。西部開拓時代の終わりと絡ませる煮えきらないやるせない哀愁を漂わせるラストも非常に好み。何よりチャールズ・ブロンソン。とにかくそれに尽きる。以上。