早明戦 32-24で明治が勝利。対抗戦3年ぶりの優勝。
ラグビーの話。
伝統の早明戦。
ある意味、関東大学ラグビー対抗戦グループの歴史と言っても過言ではない。
しかし帝京大学の台頭でここ最近の早明戦はその勝敗が、対抗戦の優勝を左右するものではなかった。
故に客観的なファンからの視点で見ると、ここ数年は伝統の一戦もいまいち感が拭えなかった。
が、今回は違う。前節で帝京が筑波に敗れる波乱があったため、明治が勝利すれば帝京と並んで同時優勝となる重要な一戦となった。
前評判や今季の戦績を見ると明治有利。そんな印象を持っていた。
結果は大方の予想通り明治の勝利。
3年ぶりの優勝を飾ったが、試合内容自体はそれほどの差は感じなかった。
この試合は時代の流れを結構考えさせられた。
早稲田のモールに押し込まれる明治のFW。
見ていてちょっとしたカルチャーショックを感じる。
FWの明治。展開の早稲田。
それも今は昔だ。
ラグビーも進化する。
今の主流派はモダンなフォワード、バックス一体となったランニングラグビー。
より精度と強度が強い方が勝つ。
まあ時代は移ろうものだが試合内容の展開が真逆の方が見ているこっちはシックリくるような展開だった。
分かるが、若干の寂しさを覚える。
しかし大学選手権も楽しみである。
出来ればトーナメントの上の方で再戦を見たいものだ。
試合を見終わってそう思った。