真空断無弾

日々の色々な事柄の忘備録的感想。戯言。

とりあえず頭パーンは何回でも見たくなるよな。「スキャナーズ」

 

1981年の映画。頭パーンで有名な、あまりにも有名な作品を久しぶりに観た話。

 

なのだが正直な話、「デッドゾーン」の方が好き。なのでこちらの映画はあまり見返さない。今回久しぶりに見返したけどやっぱり「デッドゾーン」の方が好き。っていうかクリストファー・ウォーケンが好きなだけの話なのだが。

でも本作も好きな映画である。マイケル・アイアンサイドも嫌いじゃない。むしろ好き。最近だと「Mr.ノーバディ」に出てましたね。本作の一番凄いと思う所は何よりも超能力者をスキャーナーと呼ばせるキャッチ―さ。そのセンスは正直痺れる。今でも痺れるので、初見の際(多分、中学生の頃)は言わずもがなである。

CGなどまるでない時代のサイキックバトルなのに正直CG過多気味の昨今の画よりも緊張感が漲っているのは流石。そりゃ出世作にもなりますわ。頭パーンとラストの人体発火に目を引きがちですが最終決戦の能力取り込みスキャン合戦の末、容姿がラスボスなのに声が主人公という脳のバグるエンドも非常に味わい深い。しかし、この頃からフュージョン的な発想があって、この後「ザ・フライ」に引き継がれていくのを考えると感慨深いです。

もっとも私、当時ホラー苦手だったので「ザ・フライ」は観ていませんが…。(本作はSF枠で視聴した。)そして今現在も未見なことを白状しておく。

 

鑑賞時間104分。