たまに足りなくなることないかい?ジーン・ハックマン成分。私はある。暴力的でありながら知的で人情的。ステレオタイプな設定だが、そこがいい。で、本作である。映画の内容はただひたすらジーン・ハックマンが追跡する話しであるが、お望みのこてこてのジーン・ハックマンが得られる塩梅である。見た目だけが格好良さではないことを再認識させてくれる。男の格好良さにも色々あって、ジーン・ハックマンはその一つの到達点だと個人的に思っている。故に定期的にジーン・ハックマンを見たくなるのである。まあ…大分、味方殺しのカムジン要素も加味されてしまうのだが、そこはドンマイという事で宜しくお願いしたい。以上。